客席から物投げ入れ、男子バレー物議のイラン戦に勝利 龍神ニッポン高橋藍「アウェー感凄かった」
バレーボール男子のアジア選手権は26日、イラン・ウルミアで決勝が行われ、日本がイランにセットカウント3-0で勝利。17年以来3大会ぶりとなる10度目の優勝を果たした。完全アウェーの試合中、日本選手のサーブの際に客席からコートに物が投げ込まれる場面が発生。ネット上でも物議を醸した。選手たちは「アウェー感凄かった!」「また大きく成長できたと思います」と振り返り、厳しい環境での優勝を喜んだ。
アジア選手権決勝でまさかのシーン
バレーボール男子のアジア選手権は26日、イラン・ウルミアで決勝が行われ、日本がイランにセットカウント3-0で勝利。17年以来3大会ぶりとなる10度目の優勝を果たした。日本のサーブの際に客席からコートに物が投げ込まれるなど、完全アウェーで勝ち切ったアジアNo.1の座。選手たちは「アウェー感凄かった!」「また大きく成長できたと思います」と振り返り、厳しい環境での優勝を喜んだ。
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完全アウェーの中で日本がアジアの頂に立った。特に驚きだったのは、日本が2セット連取して第3セット、10-8とリードした場面。けたたましい鳴り物が響く中、サーブを打つ前の高橋藍が突然、声を上げた。次の瞬間、国際映像にはレフェリーが笛を吹き、日本の選手たちが飛び出してスタッフになだめられる様子が映っていた。客席から物が投げ込まれたものとみられる。
この模様がネットで拡散され、日本や海外のファンからは非難の声が噴出。「ランに投げつけた?!?! 痛ましいよ」「ワオ、私の人生で見てきたバレーボールの中で最悪の観客だ」「ランの頭に当たったらどうするんだ、危険だ!」「ああ、なんて無礼な話なの、ランが怪我しなくてよかった」「野暮だ」などと物議を醸し、試合後は両国の選手が友好的に健闘を称え合っていただけに後味の悪いシーンとなってしまった。
しかし、試合は日本が3-0でストレート勝ち。逆境を乗り越えた選手たちはインスタグラムを更新し、高橋は「沢山の応援ありがとうございました! イランのアウェー感凄かった!」と試合を回顧。石川祐希も「たくさんの応援ありがとうございました。完全アウェーでの勝利! また大きく成長できたと思います」「まだまだ強くなる」と喜んだ。さらに西田有志は「難しい環境下でも、みんなで戦い、いい結果を出せてよかったです!」とつづっていた。
(THE ANSWER編集部)