世界陸上で発見、手首に謎の日本語タトゥー「だれですか」 米国女子選手に聞いて判明した理由とは
ブダペスト世界陸上は26日(日本時間27日)、女子砲丸投げ決勝が行われ、チェイス・イーリー(米国)が優勝したが、一風変わったタトゥーを入れている選手を発見した。
ブダペスト世界陸上
ブダペスト世界陸上は26日(日本時間27日)、女子砲丸投げ決勝が行われ、チェイス・イーリー(米国)が優勝したが、一風変わったタトゥーを入れている選手を発見した。
19メートル51で6位入賞を果たしたマギー・ユーウェン(米国)。目をこらすと、左手首にタトゥーが入っている。しかも、ひらがなだ。
「だれですか」
日本の文化に興味を持ち、漢字やひらがなをタトゥーに入れるアスリートは稀にいるが、いったいなぜ「だれですか」をチョイスしたのか。
競技後、本人に聞くと、こんな答えが返ってきた。
「『お前は誰なんだ』というマントラ(信念)があるんです。だから、タトゥーにしたの」
自身のモットーを刻んでいるというユーウェン。「なぜこの競技をやっているのか、なぜここにいるのかを自分自身に言い聞かせ、モチベーションを高めるためなんです」と目に入る位置に入れることで自問自答するためのきっかけづくりにしている。
日本の文化は、陸上の世界一を争う舞台でも意外な形で広がりを感じられる。
(THE ANSWER編集部)