「1秒失格の衝撃」― “世にも奇妙な退場劇”を世界も目撃「かつて見たことない」
英メディア「必見」、トレーナーも絶句「狂気じみていた」
ボクシングが盛んな英紙「インディペンデント」電子版は「必見:金銭への抗議として、カーティス・ハーパーが即座にリングから立ち去る」、英高級紙「ガーディアン」電子版は「ボクサー、カーティス・ハーパーは、ヘビーウェイト級のオープニングベルとともにリングから去った」と動画付きで紹介した。
また、豪メディア「news.com.au」も「アメリカ人ボクサーが1秒でリングを後にする」と特集。「ボクシング界はヘビーウェイト級ボクサーの奇妙な立ち去りによる『かつて見たことがない』1秒での失格という出来事に衝撃を受けている」と報じ、アジアに拠点を置くFOXスポーツアジアもSNSで動画付きで紹介している。
一般紙である米大手紙「ニューヨーク・ポスト」電子版は「ファイターが奇妙なことに消え去ってしまい、ボクシングの試合が1秒しか続かなかった」と見出しを打って特集。ハーパーのトレーナー、ネイト・キャンベル氏が試合後にフェイスブックに投稿したメッセージを紹介している。
「狂気じみていた。私だってとてもバツの悪さを感じたよ! 彼は自身のことも、奥さんもファンもそして私のことも、全てを軽視している!」とつづったといい、陣営にとっても驚きが大きかったようだ。記事では「これは、間違いなくボクシングにおける新たな一章となった」と記している。ハーパーの名前は花道を悠然と去る、その姿とともに世界に広がってしまった。
(THE ANSWER編集部)