[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

67歳メッツ名将、大谷翔平に「願っている。野球界のためにも」 2度目手術でも「カムバック可能」

エンゼルスの大谷翔平投手は、23日(日本時間24日)に右肘の靭帯の損傷が見つかり、今季残り試合は投手として出場しないことになった。今後の治療方針がまだ示されない中、25日(同26日)に対戦したメッツのバック・ショーウォルター監督が、仮に2度目のトミー・ジョン手術を受けることになっても「カムバックできる」と力強いエールを送った。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

靭帯損傷判明後も出場を続ける大谷にメジャーの名将が言及

 エンゼルスの大谷翔平投手は、23日(日本時間24日)に右肘の靭帯の損傷が見つかり、今季残り試合は投手として出場しないことになった。今後の治療方針がまだ示されない中、25日(同26日)に対戦したメッツのバック・ショーウォルター監督が、仮に2度目のトミー・ジョン手術を受けることになっても「カムバックできる」と力強いエールを送った。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 メッツ地元紙「ニューヨーク・ポスト」が伝えたもの。メジャー5球団で、通算3000試合以上の指揮を執っている67歳の名将は、以前は2度のトミー・ジョン手術は「キャリア終了につながりかねない」と示唆したことがあったという。

 ただこの日は「もうそんなことはない。そこからカムバックできる」と力説。「彼(大谷)がそうしてくれることを願っている。野球界のためにも」と、手術を受けての復帰を期待しているようだ。

 また記事は、2度のトミー・ジョン手術を受けて再起した投手の例として、ネイサン・イオバルディとジェームソン・タイヨンの例を挙げている。

 MLB公式サイトによると、イオバルディは2007年と2016年に手術を受けた。この間2008年のドラフトでドジャースに11巡目指名を受け、2回目の手術までに3球団で134試合に投げた。2回目の手術後も、2018年にレッドソックスでワールドシリーズ優勝メンバーとなり、レンジャーズに移籍した今季も11勝3敗、防御率2.69と素晴らしい成績を残している。

 タイヨンはメジャー昇格前の2014年と、パイレーツで14勝した翌2019年に手術を受けている。2020年は全休したものの、2021年にはヤンキースで8勝、昨年は14勝5敗という素晴らしい成績を残してカブスにFA移籍した。

 果たして大谷はどんな道を選ぶのか。今オフにはFAとなることもあり、球界挙げての関心事になりつつある。

(THE ANSWER編集部)


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集