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大谷翔平は「現実のスーパーサイヤ人」 打っても投げても…米データ会社が公開した“異次元数値”

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘の靭帯を痛めて今季残り試合、投手としての出場がなくなった。ただ、ここまでで残した数字は、メジャーリーグの歴史上でも頭抜けている。米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式X(旧ツイッター)は、そのいくつかを連続投稿。驚きの数字を紹介している。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は打っても投げても突き抜けた存在…米企業がデータを公開

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、右肘の靭帯を痛めて今季残り試合、投手としての出場がなくなった。ただ、ここまでで残した数字は、メジャーリーグの歴史上でも頭抜けている。米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式X(旧ツイッター)は、そのいくつかを連続投稿。驚きの数字を紹介している。

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 まず「ショウヘイ・オオタニはここ3シーズンで124本のホームランを放ち、同時に合計542人の打者から三振を奪った」というデータ。比較されているのはベーブ・ルースで「ルースは、30本以上のホームランを放ったシーズンで、3人以上の打者から三振を奪ったことは一度もなかった。これは真実だ」「これまで誰もこんなことをしたことがない」と続けている。

 さらに「ショウヘイ・オオタニのMLBのキャリアで…得点圏に走者を置いてのバッティング:OPS1.056 得点圏に走者を置いてのピッチング:OPS.548」。大谷は走者を置いた場面で打者としては誰よりも好機に強く、投手としてはチャンスの芽を積むことに長けていることを示している。

 3つ目は「2021年から2023年まで、MLBのベストOPS+(OPSを比較しやすくした数字。平均は100)1200打席以上」というデータで、大谷は160を記録し2位。1位はアーロン・ジャッジ(ヤンキース)で181。3位はヨルダン・アルバレス(アストロズ)で158。一方、同じ期間でERA+(防御率を球場の条件などを含めて比較しやすくした数字、平均は100)で大谷は152で2位。1位はマックス・フリード(ブレーブス)で155と差はわずかだ。

 投打ともに、この3年間はリーグトップクラス選手であり続けたことを示しており、同社も「私たちはこれを自分たちの目で見てきたが、まだ信じられない」とコメントしている。

 最後に、大谷がどれだけチームの勝利に寄与してきたか。米データサイト「ファングラフス」算出のWARで比較すると、大谷は8.6でメジャートップ。ア・リーグ2位はボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)の5.1で、大きな差がついている。ファンからは驚きの声が続いた。

「彼がMVPを受賞しなかったら、それは結果の改ざんだ」
「彼の怪我は残念。彼は唯一無二の存在だ」
「ショウヘイ・オオタニはまだ二刀流としてプレーする必要があるわ」
「この人は現実のスーパーサイヤ人だ」
「史上最高の多才な野球選手だ」

 大谷がこの負傷をどう乗り越えるのかはまだ見えないが、心配と同時に期待する言葉が並んでいた。

(THE ANSWER編集部)


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