世界陸上、日本の女子ハードラーが心温まるママ談義 米選手と「9歳だよ!」「うちの息子5歳!」
ブダペスト世界陸上の女子100メートル障害に出場した元日本記録保持者の33歳・寺田明日香(ジャパンクリエイト)が、自身のX(旧ツイッター)を更新。2大会ぶり3度目の出場となった世界陸上の舞台で、レース後に交わしたママ選手同士の「ほっこりした」会話を紹介している。
ブダペスト世界陸上でのエピソードを紹介
ブダペスト世界陸上の女子100メートル障害に出場した元日本記録保持者の33歳・寺田明日香(ジャパンクリエイト)が、自身のX(旧ツイッター)を更新。2大会ぶり3度目の出場となった世界陸上の舞台で、レース後に交わしたママ選手同士の「ほっこりした」会話を紹介している。
22日(日本時間23日)に行われた予選に出場した寺田は、13秒15(追い風0.1メートル)の2組6着に終わり、全体36番手で無念の予選落ちとなった。世界陸上初の準決勝進出はならず悔しさを味わったが、23日に更新した自身のXでは同組1着のニア・アリ(米国)とレース後に交わした会話を紹介した。
「レース後、同じ組で走ったニア・アリ選手がいたので『私も娘いるんだー!だからあなたの事すごく尊敬してる』と話しかけてみたら、『えーありがとう!そうなの!?いくつ?』と言われて、『9歳だよー!』と言うと、『うちの息子は5歳!子どもたち可愛いよねー』と言っててほっこりした。がんばろ」
2人のやり取りをつづったこの投稿に、ネット上の日本人も「いい話ですね?」「こっちまでほっこりしました!こういう話は嬉しいですね」「素敵です」と反応している。
寺田は日本選手権3連覇など第一線で活躍したのち、怪我などを理由に23歳で一度は競技を引退。14年に結婚し、長女・果緒ちゃんを出産した。2年後に7人制ラグビーへ挑戦すると、19年に陸上競技へと復帰。日本記録を出したほか、21年日本選手権で11年ぶりの優勝、同年の東京五輪では準決勝に進出(組6着)した。今年は日本歴代2位タイの12秒86で自己ベストをマークし、6月の日本選手権で優勝している。
(THE ANSWER編集部)