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43HRなのにサイ・ヤング候補の大谷翔平、米メディアが示す受賞の可能性「彼の持つものは衝撃的」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季ここまで打者として43本塁打をマーク。打率も3割を超え、その打棒が大いに注目されてきた。一方で投手としても10勝をマーク。ここにきてサイ・ヤング賞争いに名前があがるほどになった。米メディアは最有力候補のゲリット・コール投手(ヤンキース)に迫る存在を複数ピックアップ。大谷について「彼の持っているものは衝撃的だ」と注目していた。

エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

最有力はヤ軍コール、大谷は対抗馬か

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季ここまで打者として43本塁打をマーク。打率も3割を超え、その打棒が大いに注目されてきた。一方で投手としても10勝をマーク。ここにきてサイ・ヤング賞争いに名前があがるほどになった。米メディアは最有力候補のゲリット・コール投手(ヤンキース)に迫る存在を複数ピックアップ。大谷について「彼の持っているものは衝撃的だ」と注目していた。

 米スポーツメディア「スポーティングニュース」は「アメリカンリーグのサイ・ヤング賞争い。ゲリット・コールが有力だがショウヘイ・オオタニも。他のエースも迫っている」との見出しで記事を掲載。ライヤン・フェーガン氏がア・リーグの争いについて注目している。

 最有力候補に挙がるのがヤンキースのコール。22日(日本時間23日)時点で26先発、投球回数160.1、防御率3.03はいずれもリーグトップ。リーグ8位の10勝(4敗)、同4位の奪三振170もマークしている。

 記事ではコールに迫る選手を紹介。そのうちの一人に大谷を挙げた。大谷は今季22先発で、コールと同じ10勝(5敗)をマーク。投球回数130.2とコールより30近く少ないものの、防御率3.17、165奪三振も記録している。

 フェーガン氏は「シーズン最初の重要な試合を完全な健康状態で迎えられるピッチャーを選ぶとしたら、ショウヘイ・オオタニを選ぶ人が球界に多いだろう。彼はそれ位、優位に立っていて、彼の持っているものは衝撃的だ」と能力を最大級に称賛している。

 大谷がサイ・ヤング賞を獲得するのは「少々厳しいと思われる」と説明。理由は「なぜなら、エンゼルスは今年オオタニを1日余分に休ませる為に6人でローテンションを回しているからだ。そのため、今の時点では大谷の先発回数は22回。ここに挙げている他の選手は25、26回先発している」と登板回数が他の投手より少なくなる可能性を挙げた。

 ただフェーガン氏は「それでもオオタニはサイ・ヤング賞争いの候補ではある」としており、9イニング当たりの被安打数がリーグ最少の5.9、被打率も最も優れた.185であることなどを紹介している。大谷のほかには、マリナーズのカスティーヨ、カービーらを挙げている。

(THE ANSWER編集部)


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