年俸43億円でも大谷翔平は「お買い得」 不良債権とは無縁、他の高給取りと比べて分かる“コスパ”
米大リーグの年俸は年々増大し、年間数十億という額を手にする選手もいる。ところがいったん不成績となれば“不良債権”とまで呼ばれるのがこの世界だ。チームの勝利にどれだけ貢献したかという観点で見れば、そんな評価とは無縁なのがエンゼルスの大谷翔平投手。米データサイト「コーディファイ・ベースボール」が公式X(旧ツイッター)に提示したデータが、コストパフォーマンス最高の働きを証明している。
年俸43億円の大谷も…どれだけ勝利に貢献したかを見るとメジャートップ
米大リーグの年俸は年々増大し、年間数十億という額を手にする選手もいる。ところがいったん不成績となれば“不良債権”とまで呼ばれるのがこの世界だ。チームの勝利にどれだけ貢献したかという観点で見れば、そんな評価とは無縁なのがエンゼルスの大谷翔平投手。米データサイト「コーディファイ・ベースボール」が公式X(旧ツイッター)に提示したデータが、コストパフォーマンス最高の働きを証明している。
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これは今季年俸と、勝利にどれだけ寄与したかを示す数値「WAR」を並べただけのシンプルなリストだが、大谷の働きがどれだけ群を抜いているかが如実に分かる。WARは米サイト「ファングラフス」が算定しているものを使用しており、今季年俸が3000万ドル(約43億7200万円)の大谷は、メジャー最高のWAR「8.5」をマークしている。打者として6.2、投手として2.3だ。
一方で、他の高給取りたちはどんな数字を残しているのか。今季最高年俸は4333万ドル(約63億1500万円)のジャスティン・バーランダーとマックス・シャーザーで、バーランダーのWARは2.2、シャーザーは1.8にしかならない。ともに今季はメッツでシーズンインしたものの、バーランダーが古巣アストロズに、シャーザーはレンジャーズに放出された。
さらに、年俸3860万ドル(約56億2600万円)で4位のアンソニー・レンドン(エンゼルス)は0.2。43試合で打率.236、2本塁打と低迷している。3200万ドル(46億6400万円)で12位のジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)は-0.2と、むしろマイナスの評価。4月中旬から約1か月半負傷者リスト(IL)に入ったこともあり、74試合で打率.199、18本塁打だ。年俸が同じかつての3冠王、ミゲル・カブレラ(タイガース)も-0.6だ。
ファンからは「だから大谷はお買い得なんだよ」「オオタニはMVPで文字通り最も価値のある選手だ」「見合う価値があるのはオオタニだけ!残りは役立たず!!!」との声が。さらに「レンドンはどこ? もはや彼がプレーしているのかどうかすら分からない」「バーランダーはまた優勝リングを取るかもしれない。そうすればこれだけの価値がある」と、他の選手を憂える声もあった。
(THE ANSWER編集部)