「すごく楽しかった」大谷翔平との日々 戦力外の元女房役、指摘した希少性「多分現れない」
米大リーグのエンゼルスで今季58試合に出場し、大谷翔平投手の“相棒”だったチャド・ウォラック捕手が米メディアのインタビューに答えた。捕手の目から見た大谷の投球について語り、今後大谷のような二刀流選手は「多分現れないと思う」と断言している。
今季、大谷のボールを受けてきたチャド・ウォラックが語る二刀流
米大リーグのエンゼルスで今季58試合に出場し、大谷翔平投手の“相棒”だったチャド・ウォラック捕手が米メディアのインタビューに答えた。捕手の目から見た大谷の投球について語り、今後大谷のような二刀流選手は「多分現れないと思う」と断言している。
これは米スポーツメディア「ファナティックス・ビュー」の野球専門YouTubeチャンネルが公開したもの。「大谷のボールを捕ることについては?」という質問に「すごく楽しかったよ。全てを総合してもクールなことだった」と答えたウォラックは、さらに捕手として捕るのが難しい球と好きな球を聞かれ「動くスプリットが難しいね。好きなのはいいところに決まった速球だよ」と続けた。いずれも大谷の大きな武器だ。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝で実現した大谷とマイク・トラウト外野手の投打対決には「あんなことが起きるとは信じられなかったよ」とする一方で「でも見ていて楽しかった。アメリカ側からすれば残念な結果だったけど、ショウヘイにとっては良かったね!」と大谷を称えている。
また「ショウヘイのようにすごいスプリットを投げて、40本以上のホームランを打つ選手がこれからも現れると思う?」という質問には「いや。多分現れないと思うよ」ときっぱり。「リトルリーグで騒がれている子もいるけど、トップレベルでは難しいと思う」と、改めて大谷の“希少性”を指摘した。
ウォラックの父は、エクスポズなどでメジャー通算2212試合に出場したティム・ウォラック。好きな選手には5歳のころに引退した自身の父を挙げた。ドジャースファンだったので好きな捕手はポール・ロデューカとマイク・ピアザだという。8月18日(日本時間19日)に事実上の戦力外とされ、20日(日本時間21日)にマイナー降格となったウォラック。今後どんな野球人生を歩むだろうか。
(THE ANSWER編集部)