優勝スペイン会長、セレモニーで女子選手の唇にキスと英報道 選手困惑「あれは楽しくなかった」
サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は20日に決勝が行われ、スペインが1-0でイングランドを下し、悲願の初優勝を成し遂げた。セレモニーで、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が選手の唇にキスをしたと英メディアが報道。選手本人も「あれは楽しくなかった」と語ったことが伝えられている。
セレモニーで目撃され多くの海外ファンも嫌悪感
サッカーのFIFA女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は20日に決勝が行われ、スペインが1-0でイングランドを下し、悲願の初優勝を成し遂げた。セレモニーで、スペインサッカー連盟のルイス・ルビアレス会長が選手の唇にキスをしたと英メディアが報道。選手本人も「あれは楽しくなかった」と語ったことが伝えられている。
悲願の優勝を果たしたスペイン。セレモニーでメダルをかけられた選手と一人ひとり喜びを分かち合っていたルビアレス会長は、ジェニファー・エルモソとも抱擁。その後、突然口づけを交わすように顔を近づけた様子が目撃されていた。
英スポーツメディア「スポーツバイブル」は「スペインのルビアレスFA会長が、W杯優勝後にジェニ・エルモソの唇にキスをした場面が撮影された」との見出しで記事を掲載。この出来事が「大きな論争を起こした」と伝えている。
45歳のルビアレス会長の様子は「メダルが手渡された後のトロフィー授与の前に、ステージ上で数人の選手と抱き合った」「しかし、CFパチューカのエルモソを抱きしめた後、会長は彼女の頭を掴み、唇にキスをした」と報じられている。
記事によると多くの海外ファンがこのシーンに嫌悪感を示しており、エルモソも地元テレビ局に対し「ええと、はい、あれは楽しくなかった」と困惑気味に語ったという。エルモソは歴史的優勝については「私の人生で最高の感情だわ。この喜びを家族とスペインの国民みんなに捧げるわ。だって私たちは自分たちの望むようにサッカーをしてきたんだから」と感極まって語ったと伝えられている。
(THE ANSWER編集部)