「本当に、完全に、狂っている」大谷翔平の衝撃 MLB公式が「誰もが予想外」と指摘する出来事
MLB公式サイトは19日(日本時間20日)、「今シーズンの誰も予想していなかった10のこと」というタイトルの記事を掲載。その中の1つに「ショウヘイ・オオタニがア・リーグの本塁打王になる…圧倒して」という項目を挙げ“懺悔”している。
2位に10本差をつけてア・リーグの本塁打ランキングを独走中
MLB公式サイトは19日(日本時間20日)、「今シーズンの誰も予想していなかった10のこと」というタイトルの記事を掲載。その中の1つに「ショウヘイ・オオタニがア・リーグの本塁打王になる…圧倒して」という項目を挙げ“懺悔”している。
エンゼルスの大谷翔平は2021年に46本塁打、昨季は34本塁打。そして現在は43本塁打で、ア・リーグでは2位のルイス・ロバートJr.(ホワイトソックス)に10本差をつけ独走中だ。ここまでの活躍は想定外だったというのだ。
記事は「大谷の8月を迎えるまでの39本のホームランは、昨年7月末のアーロン・ジャッジの記録に3本及ばなかった」と、昨季ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったジャッジのペースと比較。そのうえで「8月には少し落ち着いたのか、大谷はア・リーグの歴代本塁打王の座をジャッジから奪う脅威にはならないようだ」としている。
ただ、二刀流でのフル回転という希少性は、ジャッジの62本塁打超えに勝るとも劣らないと考えているようで「彼が130回2/3を投げて防御率3.17、165奪三振を記録していることを考えると、その部門(ホームラン王)で及ばなかったとしても許すだろう」と続けた。記事は大谷の存在を「彼のリーグでホームラントップの投手は本当に、完全に、狂っていると言う必要があるか?」と表現する。
他に、現在ア・リーグ東地区で首位のオリオールズの躍進や、ヤンキース、メッツ、パドレス、カージナルスという強豪がそろってプレーオフ進出を逃しそうなことなどを想定外だったとした。
(THE ANSWER編集部)