チャイニーズ・タイペイ代表のチェン・ジュンが背番号17で二刀流躍動

　リトルリーグの世界一決定戦に現れた「ベイビー・オオタニ」が話題になっている。12歳にして投げては80マイル（約128.8キロ）、打っても弾丸ライナー弾。背番号17をつけて二刀流で躍動した逸材に対し、米メディアやファンから「もはやオオタニのような動き」「12歳なんて信じられない」と絶賛の声が上がった。

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　現在、米ペンシルベニア州で開催中のリトルリーグ・ワールドシリーズ。世界から未来の大器が集まり、熱戦を繰り広げているが、このほど話題になったのはチャイニーズ・タイペイ代表の12歳チェン・ジュンだ。

　米紙「ニューヨーク・ポスト」によると、17日（日本時間18日）のカナダ代表戦に「3番・投手」で先発し、投げては3回2/3で打者11人から9奪三振でボールはわずか2つ。最速80マイルを記録し、スライダーは70マイル（約113キロ）超え。投げた35球のうち、16球で空振りを奪い、パーフェクトピッチを披露した。

　さらに打っても3回に右打席から弾丸ライナーで左翼席に叩き込む2ランを披露。3打数1安打2打点で6-0の勝利に貢献した。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」公式X（旧ツイッター）は「ファン・チェン・ジュンはベイビーオオタニ」と大谷翔平になぞらえて称賛した。

「時速80マイルを投げ、ロケットホームランを打ち、背番号17をつけている」とエンゼルスのスターと同じ番号を背負い、躍動したことを伝えた。

　実際の映像を見た米ファンからも「もはや彼（オオタニ）と同じように動いてスイングしてる」「彼はチームと契約できる年齢に達しているんじゃないか」「12歳が80マイルを投げるなんて、なんてこった」「タイワンのレジェンド」「12歳なんて信じられない」「彼と今すぐ契約できないかい」と驚きの声が上がった。