ボクシング選手が倒れた老人を練習中に人助け 井上尚弥ら所属、大橋ジムのプロ1年目に称賛の声
現役プロボクサーが行った心優しい人助けに「人として感動しました」と称賛の声が上がっている。世界スーパーバンタム級2団体王者・井上尚弥らが所属する大橋ジムの大橋秀行会長が、18日に投稿したインスタグラムで明かした。
大橋ジム会長が届いた手紙の内容を明かす「人間としては世界チャンピオンです」
現役プロボクサーが行った心優しい人助けに「人として感動しました」と称賛の声が上がっている。世界スーパーバンタム級2団体王者・井上尚弥らが所属する大橋ジムの大橋秀行会長が、18日に投稿したインスタグラムで明かした。
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大橋会長は「昨日 ジムに一通の手紙が来ました」と記し、届いた手紙の内容として「横浜駅付近でお爺さんが倒れて動けなくなっていると高齢の女性が発見しました」というエピソードを明かした。
それによると、女性が困っていると、心配した一人の青年が来て「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。ただ、女性は急いでいる様子の青年を見て「大丈夫ですから」と言ってしまい、一人になってさらに困ったという。
すると、数分後に青年は戻ってきて「大丈夫じゃないですよね」と動けなくなった男性を背負い、自宅まで連れていった。家族も出てきて大変喜び、大いに感謝されたのだという。しかし、その青年はいなくなってしまった。
女性は懸命に調べて探し出したところ、大橋ジムに所属するプロボクサー・山崎裕生だった。「あの時のお礼を伝えたくて御手紙を出させて頂きます」と感動していたという。投稿によると、山崎はロードワーク中だったようだ。
山崎は興国高でインターハイ準優勝、東洋大で大学日本一を経験するなど、アマ通算49戦40勝9敗。6月にプロデビューしてKO勝ち、9月12日に第2戦を控える期待のホープだ。大橋会長は「人を助ける心構え素晴らしい ボクサーとしてはこれからでまだまだだけど 人間としては世界チャンピオンです」と称賛した。
投稿には「人として感動しました」「さすが大橋ジムの選手、人間性最高!!」「名前覚えます! 世界チャンピオンになって」「山崎選手の行動は素晴らしい!」など称賛の声が続々と寄せられていた。
(THE ANSWER編集部)