大谷翔平に今季本拠地で5被弾、レンジャーズ地元紙が去就に注目「喜んで受け入れる現実かも」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場。初回の第1打席で打球速度109.1マイル(約175.58キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)の42号ソロ弾を含む4打数3安打1打点の活躍で、チームも2-0の勝利を飾った。3連戦の2戦目まではほぼ完璧に封じていながら、この日は“やられ放題”となったレンジャーズの地元紙は、今オフに大谷がフリーエージェント(FA)になることで対戦機会が減る可能性に言及。「レンジャーズと彼らのファンは喜んで受け入れる現実かもしれない」と見ている。
今季本拠地で最後となったエンゼルス戦
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場。初回の第1打席で打球速度109.1マイル(約175.58キロ)、飛距離437フィート(約133.2メートル)の42号ソロ弾を含む4打数3安打1打点の活躍で、チームも2-0の勝利を飾った。3連戦の2戦目まではほぼ完璧に封じていながら、この日は“やられ放題”となったレンジャーズの地元紙は、今オフに大谷がフリーエージェント(FA)になることで対戦機会が減る可能性に言及。「レンジャーズと彼らのファンは喜んで受け入れる現実かもしれない」と見ている。
14日(同15日)から行われたエンゼルスとの本拠地3連戦で、レンジャーズは大谷に対し、初戦はサイ・ヤング賞3度の剛腕マックス・シャーザーが完璧に封じ、15日(同16日)2戦目も内野安打1本に抑えた。しかし、3戦目は右腕グレイが42号ソロを被弾。2本の内野安打で出塁を許し、試合も0-2で敗れた。
米テキサス州地元紙は14日の試合が終わったところで「ダラス・モーニング・ニュース」は「ショウヘイ・オオタニはグローブライフ・フィールドで圧倒的だったが、レンジャーズはもうすぐ彼を見ることが少なくなるかもしれない」との見出しで記事を掲載。本文では「水曜日はレンジャーズの同地区の相手としてショウヘイ・オオタニがグローブライフ・フィールドに登場する最後の機会になるかもしれない」と記した。
この記事は、今オフのFAとなる大谷がエンゼルスを離れ、ア・リーグ西地区ではない球団に移るという前提で進められているもようだ。「オオタニがレンジャーズの本拠地で躍動した6年間に終止符を打つことになる。44試合に出場して打率.354、11本塁打、30打点をマーク。月曜日の試合では沈黙したが、今季はレンジャーズ相手に特に好調で、グローブライフ・フィールドでは23打席に入り打率.467、4本塁打を放っている」と14日終了時点でのデータを紹介。この日の一発で5本塁打を浴びた計算になり、大谷が“レンジャーズキラー”であることに触れた。
それだけに「今季終了後に契約が切れることで、来季オオタニがどこでプレーするのか確定していない。彼のグローブライフ・フィールドでの近年の活躍を考えれば、レンジャーズと彼らのファンは喜んで受け入れる現実かもしれない」とし、大谷との対戦が減る可能性に注目しているようだ。
(THE ANSWER編集部)