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井上大仁、“強引スパート”の2位選手が不満げ「押されてなければ私が勝っていた」

アジア大会(ジャカルタ)は25日、陸上男子マラソンで井上大仁(MHPS)が2時間18分22秒で優勝。しかし、タイム差なしで銀メダルに終わったエルハッサン・エルアバシ(バーレーン)がゴール前で強引にスパートをかけ、井上に妨害を受けたと主張している。海外メディアも直線の写真とともに紹介している。

井上大仁【写真:Getty Images】
井上大仁【写真:Getty Images】

男子マラソンゴール直前、バーレーン選手が内から強引な追い抜き敢行で接触

 アジア大会(ジャカルタ)は25日、陸上男子マラソンで井上大仁(MHPS)が2時間18分22秒で優勝。しかし、タイム差なしで銀メダルに終わったエルハッサン・エルアバシ(バーレーン)がゴール前で強引にスパートをかけ、井上に妨害を受けたと主張している。海外メディアも直線の写真とともに紹介している。

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 真夏の争いは大接戦となった。井上とエルアバシは並走したままトラックに帰ってきた。先にわずかに前に出たのは井上だった。しかし、残り100メートルを切ったあたりでアクシデントがあった。前を行く井上の内側から進路が狭いにもかかわらず、強引にスパートをかけたエルアバシが接触。やや失速し、そのまま同タイムでゴールに飛び込んだ。

 この結果にエルアバシは不満だったようだ。「アジア大会のマラソンで疑惑のゴール」とスペイン紙「ムンド・デポルティーボ 」が特集し、「ゴール間近のスプリントが疑惑を呼んでいる。バーレーンのエルハッサン・エルアバシが井上に押されて妨害されたと発言した」と紹介している。

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