ボクシング敗者の“潰れた右目”に米メディア指摘 試合STOPを「審判がなぜ考えなかったか疑問」
ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチが12日(日本時間13日)に米アリゾナ州グレンデールで行われ、3階級制覇王者のエマヌエル・ナバレッテが挑戦者オスカル・バルデス(ともにメキシコ)に3-0で判定勝ちし、初防衛に成功した。注目のメキシカン対決は王者が主導権を握り、バルデスの右目を“破壊”。腫れあがった試合後の様子には海外ファンからも悲鳴が上がっていたが、米メディアは「なぜ試合を止めることを考えなかったのかと疑問に思うほどだった」と報じている。
WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ
ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチが12日(日本時間13日)に米アリゾナ州グレンデールで行われ、3階級制覇王者のエマヌエル・ナバレッテが挑戦者オスカル・バルデス(ともにメキシコ)に3-0で判定勝ちし、初防衛に成功した。注目のメキシカン対決は王者が主導権を握り、バルデスの右目を“破壊”。腫れあがった試合後の様子には海外ファンからも悲鳴が上がっていたが、米メディアは「なぜ試合を止めることを考えなかったのかと疑問に思うほどだった」と報じている。
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ナバレッテとの激闘後、バルデスの右目はほぼふさがってしまっていた。顔が真っ赤になっているが、特に右目下は赤黒く変色。左目と比較しても全く状態が違う。ナバレッテの集中打を浴びたバルデスは、112-116、110-118、109-119の0-3判定負けとなった。
英ラジオ局「トーク・スポーツ」のマイケル・ベンソン記者は自身のX(旧ツイッター)で「エマヌエル・ナバレッテに敗れた後のオスカー・バルデスの目の怪我……」とつづって写真を公開。「見えなかったに違いない」「なんてこった」と海外ファンも衝撃を受けていたが、米ヤフースポーツもバルデスの状態に注目していた。
「エマヌエル・ナバレッテがオスカー・バルデスとの人の心を掴むワンサイドな乱打戦でタイトルを保持する」との見出しがつけられた記事では、シニアコラムニストのケビン・イオール記者の記事を掲載。「試合の中間点に差し掛かる頃には、バルデスの右目はグロテスクでめちゃくちゃな状態になっており、最後の3ラウンドはなぜレフェリーが試合を止めることを考えなかったのかと疑問に思うほどだった」と最後まで試合を続けた判断に対しての意見を記していた。
(THE ANSWER編集部)