国内ツアー・NEC軽井沢72でツアー初優勝

　女子ゴルフの国内ツアー・NEC軽井沢72最終日が13日、長野・軽井沢72G北C（6702ヤード、パー72）で行われた。3打差の単独首位で出た23歳の菅沼菜々（あいおいニッセイ同和損保）が通算16アンダーで並んだ神谷そら（郵船ロジスティクス）とのプレーオフ（PO）を制し、悲願のツアー初優勝を果たした。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は優勝が決まった直後、菅沼が同期と5秒間、ハグして喜びを分かち合った動画を公開。ファンから「何度見ても感動する」「ほろっとした」といった歓喜のコメントが集まっている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　思いがあふれた。PO2ホール目にバーディーパットを決め、初優勝を飾った菅沼。笑顔で拳を突き上げて大喜びすると、父・真一さんは周囲と喜びを分かち合った。その後、アテストに向かう導線では同期の稲見萌寧とお互いに駆け寄ってハグ。絆を感じさせた“5秒間の抱擁”に周囲のギャラリーからも拍手と声援が鳴りやまなかった。

　JLPGA公式インスタグラムは「何度も悔しさを味わってきた #菅沼菜々が、ついに掴んだ初の栄冠」などと記して、動画を公開。BGMには菅沼が大ファンと公言する乃木坂46の「君の名は希望」を流した。

　ファンにとっても待望の初優勝だったようで、「本当に本当によかった」「何度見ても感動する」といった祝福のコメントが寄せられる中、稲見とのハグに対しても「もねさんと抱き合うシーンほろっとしました　ライバルと喜びを分かち合える姿は気持ちいい…」「同期のモネちゃんとのハグ良かったね」といった反響が寄せられている。