アストロズ―オリオールズ戦の珍事は現地でも話題「伝説が生まれた」

　米大リーグで起きた奇跡が現地で反響を広げている。打者が打ったファウルボールが客席へ、これをファンがキャッチするのはよく見る光景だが、なんとファンが食べていた食事のトレーに着弾。白球をソースまみれにしながらキャッチした。日本で話題になっていた珍事はもちろん、米国でも「伝説が生まれた」との声が上がっている。

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　実況席も爆笑することになった珍事は10日（日本時間11日）のアストロズ―オリオールズ戦で起きた。

　4回裏、オリオールズのオハーンが打ち上げた打球は一塁ファウル席に飛んでいった。すると、黒のTシャツの髭面の男性が立ち上がり、左手を突き上げた。そこには食事の容器があり、なんとそこにボールが乗っかっている。「どうだ」と言わんばかりに両手を広げ、アピール。周囲の客から拍手を浴び、白球を容器から取り出すとソースらしきものがべったりとついていた。

　ボールをおかずにしてしまうミラクルキャッチをMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」公式X（旧ツイッター）が紹介すると、これが日本でも話題に。ネット上では「アメリカのこのノリ好きだわw」「そんな珍事起きるのかよwww」「こんな奇跡あんのwww」との声が上がった。

「Cut4」公式Xが紹介した動画の中継席でも、実況＆解説がそろって「ハッハッハッ……」と堪え切れないといった様子で爆笑。「トレーが良い仕事をした。グローブはいらないね。バーベキューソースのベースボールだ」「本当に笑える」と伝えた。

　投稿には米ファンからも「凄い」「伝説が生まれた」「キングだ」「なんてやつだ」「ボールが着地した食べ物を食べきったのかな？」などの声が上がった。