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「これぞエースがやることだ」 大偉業達成の大谷翔平、悪送球で失点起因の相棒捕手が力投に敬意

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回97球を投げて3安打1失点(自責0)、5奪三振の力投で4-1の勝利に貢献し、10勝目を挙げた。MLB史上初となる投手として10勝&打者として40本塁打の大偉業を達成。失点につながる悪送球もあったマット・サイス捕手は試合後、「これぞエースだ」と大谷に敬意を示した。

ジャイアンツ戦に「2番・投手」で先発したンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
ジャイアンツ戦に「2番・投手」で先発したンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

MLB史上初の10勝&40本塁打達成

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。6回97球を投げて3安打1失点(自責0)、5奪三振の力投で4-1の勝利に貢献し、10勝目を挙げた。MLB史上初となる投手として10勝&打者として40本塁打の大偉業を達成。失点につながる悪送球もあったマット・サイス捕手は試合後、「これぞエースだ」と大谷に敬意を示した。

 先発のマウンドに立った大谷は0-0の2回1死、6番マイケル・コンフォート外野手にライトへの二塁打を許すと、7番パトリック・ベイリー捕手には四球。続く8番ブランドン・クロフォードの打席でサイスが二塁へ悪送球した。ボールが外野へ転がる間に1死二、三塁となると、中犠飛で先制点を献上。9番ルイス・マトス外野手から三振を奪って切り抜けたため、痛いミスとなった。

 AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は試合後、自身のX(旧ツイッター)でサイスのコメントを紹介。大谷について聞かれると「彼は絶好調ではなかったと言っていいと思う。しかし最後まで戦い抜いた。これぞエースがやることだ」と二刀流を称賛していた。

 大谷は打っては2打数無安打2四球。6回にブランドン・ドルーリー内野手の適時打と、マイク・ムスタカス内野手の3ランで4得点を挙げたエンゼルスは2連勝を飾った。

(THE ANSWER編集部)

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