41歳西山ゆかり、プロ1勝の地・北海道で8年越しV争い 49位→7位浮上「見えないものに助けられた」
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは5日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で2日目が行われた。49位から出た41歳・西山ゆかり(フリー)が5バーディー、ボギーなしの67で、首位と4打差の7位とトップ10圏内にまで浮上した。2015年のmeijiカップで自身ツアー初優勝した思い出のコースで8年越しのV争い。「見えないものに助けられている感じがした」と充実感を漂わせた。
国内ツアー・北海道meijiカップ2日目
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは5日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で2日目が行われた。49位から出た41歳・西山ゆかり(フリー)が5バーディー、ボギーなしの67で、首位と4打差の7位とトップ10圏内にまで浮上した。2015年のmeijiカップで自身ツアー初優勝した思い出のコースで8年越しのV争い。「見えないものに助けられている感じがした」と充実感を漂わせた。
出だし10番パー4で幸先よくバーディー発進となった西山。その後もスコアを伸ばし、最終9番パー5はピンから約7ヤードの第4打を上手く運んでチップインバーディー。「自分が思っていたよりも少し、スライスを大きく見ておこうと思っていた」と笑顔が弾けた。
ツアー通算2勝のベテラン。記念すべき1勝目を挙げた2015年のmeijiカップと同じコースが舞台だ。特に印象に残るのが打ち下ろしの7番パー3。「基本的にグリーンは小さいから、ピンポジションがセンターなら全部バーディーチャンスとか、思い出しました」。当時キャディーを務めた、師匠の芹沢信雄プロから受けたアドバイスを鮮明に思い出し、見事バーディーを奪った。
6番パー5は木に当たった2打目が、ピン手前のエッジまで出てきてくれる幸運もあった。「初優勝させてもらった北海道で、見えないものにも助けられている感じがした」。10アンダーで首位の鈴木愛に4打差。優勝戦線に顔をのぞかせている。
トップ10入りなら6位だった2018年6月のヨネックスレディス以来。優勝なら2017年4月のKKT杯バンテリンレディス以来、6年4か月ぶりの3勝目となる。「今日はナイスプレーだったと思います。良いパーもありましたし、良いパットが入ってくれたバーディーもあった。せっかくこの位置で回れる。楽しみながら、最後まで優勝を諦めないでプレーしたい」と朗らかに語った。
(THE ANSWER編集部)