原英莉花、ツアー復帰初日は-1発進 「うわぁ…やっちまったぜ」から上がり2連続バーディー締め
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは4日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で開幕。5月に腰のヘルニア摘出手術を行い、約3か月ぶりのツアー復帰となった原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は4バーディー、3ボギーの71。1アンダーの49位で初日を終えた。前半を1オーバーで折り返すも、17、18番と上がり2ホールで連続バーディー。観客の拍手を浴びた。会見では「最後は良いバーディーで上がれた」と安堵の笑みを見せた。首位は8アンダーの小祝さくら(ニトリ)。
国内ツアー・北海道meijiカップが4日開幕
女子ゴルフの国内ツアー・北海道meijiカップは4日、札幌国際CC島松C(6593ヤード、パー72)で開幕。5月に腰のヘルニア摘出手術を行い、約3か月ぶりのツアー復帰となった原英莉花(NIPPON EXPRESSホールディングス)は4バーディー、3ボギーの71。1アンダーの49位で初日を終えた。前半を1オーバーで折り返すも、17、18番と上がり2ホールで連続バーディー。観客の拍手を浴びた。会見では「最後は良いバーディーで上がれた」と安堵の笑みを見せた。首位は8アンダーの小祝さくら(ニトリ)。
原がツアーに帰ってきた。午前10時、スタートホールに移動する際には「おかえり」「頑張って!」の声援を受けた。「嬉しかったです。集中しようと思っていたんですが、『よしっ』ていう嬉しい気持ちに」。復帰第1打、ティーショットは右のラフに。心境は「うわぁ……やっちまったぜ」だったが「怒りは沸いてこなかった。あぁ~みたいになってから、楽しみに変えられた」と笑った。
「最初の5ホールは、バーディーパットがショートばかりしていた」の言葉通り、なかなか波に乗れず6、7番で連続ボギー。それでも9番パー5でこの日最初のバーディーを奪うと、見せ場は最後に訪れた。17番パー3、ティーショットをダフってしまい15ヤード手前に残ってしまったが、第2打でチップインバーディー。さらに最終18番パー5でも3メートルのバーディーパットを沈め、ギャラリーの拍手に手を挙げて応えた。
「最低でも3アンダーと思っていたので、目標よりいいスコアじゃなかったけれど、最後は良いバーディーで上がれました」
ツアー通算4勝の実力者だが、長らく腰の痛みに悩まされた。今年5月17日に腰のヘルニア摘出手術を行い、術後1か月はクラブを握れなかった。それでも想定より1週間ほど早くツアーに復帰。「探り探りというか、こわごわもある」と試合勘はまだ100%ではないが、「集中はすごくできている。自信を持って打てるように頑張りたい」と前向きだった。
(THE ANSWER編集部)