大谷翔平、急遽降板→二盗→同点ホーム→エ軍逆転 米記者熱狂「M-V-Pの大合唱に応えた」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で先発した。今季10勝目、40号本塁打が期待されたが、4回無失点で突如降板。理由は「右の手と指の痙攣」という。しかし、指名打者として出場を続け、二盗から同点ホームを踏んだ。
大谷翔平が「2番・投手」で先発
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で先発した。今季10勝目、40号本塁打が期待されたが、4回無失点で突如降板。理由は「右の手と指の痙攣」という。しかし、指名打者として出場を続け、二盗から同点ホームを踏んだ。
不屈の大谷が輝きを放った。4回までに球数59、3安打1四球、4奪三振無失点。しかし、10勝目の期待がかかっている中で突如降板した。球団広報によると、理由は「右の手と指の痙攣」。それでも、指名打者として出場を続け、降板後最初の打席となった0-1の6回2死走者なしでは、3ボール0ストライクから申告敬遠を受けた。さらに二盗。3番クロンの中前打で同点ホームを踏んだ。続くムスタカスの適時打で逆転した。
大谷が逆転の口火を切ったイニング。米記者はツイッターで称賛の声を上げた。カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番サラ・バレンズエラ記者は「DHとしてはまだ出場を続けるオオタニは、敬遠で出塁し、今季14個目の盗塁を決め、たった今エンゼルスのこの試合で最初の得点を記録し、(CJ・クロンの単打で生還)“M-V-P”の大合唱に応えた」と興奮を伝えた。
MLB公式のエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「ショウヘイ・オオタニがカウント3-0から敬遠で出塁し、今季14個目の盗塁を決めた。それがCJ・クロンの2死からの適時打に繋がった」とした。
大谷は初回から160キロ超えの速球などで相手打者を封じていた。4回までに球数59、3安打1四球、4奪三振無失点。しかし、10勝目の期待がかかっている中で突如降板した。打っては初回に右前打。8試合連続安打としていた。
(THE ANSWER編集部)