アカデミー賞級の名演技!? うますぎる“隠し球”炸裂に米仰天「俺まで騙された」
米国の野球界でまるでアカデミー賞級の名演技が話題を集めている。牽制球を二塁へ投げるふりをして、走者を騙し、隠していたボールでアウトにする――。鮮やかに“隠し球”を決めるシーンを米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」が動画で公開。見事な手口にファンからも「俺まで騙された」などと驚愕の声が上がっている。
米国の退役軍人による世界一決定戦で“隠し球”が炸裂
米国の野球界でまるでアカデミー賞級の名演技が話題を集めている。牽制球を二塁へ投げるふりをして走者を騙し、隠していたボールでアウトにする――。鮮やかに“隠し球”を決めるシーンを米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ情報番組「スポーツセンター」が動画で公開。見事な手口にファンからも「俺まで騙された」などと驚愕の声が上がっている。
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このプレー、何度も練習してきたのだろうか。そう思わせるほどの完成度の高さだった。現地時間21日に行われた退役軍人による「米国在郷軍人会」のワールド・シリーズチャンピオンシップ、ネバダ州対デラウェア州の一戦でのシーンだった。
走者は一、二塁。左腕ジョッシュ・シャーマンはプレートを外し二塁へ牽制……するかのように、大きく腕を振った。ちょっと大袈裟なくらいに。慌てて頭から戻る二塁走者。実際にはボールを投げていないのだが、カバーに入った遊撃手の演技もうまかった。偽投にも関わらず、まるで悪送球を止められなかったかのように、グラウンドに突っ伏すように振舞った。そしてマウンド付近で悔しがるシャーマン投手の演技も効果的だった。
一連の演技に完全に騙されたのが二塁走者。中堅方向への暴投だと判断したのか、ボールの行方が不明なのにもかかわらず、三塁へ向かって走り出したのだ。してやったりのシャーマンは、グラブの中に隠し持っていたボールを、今度こそ本当に二塁へ。そして遊撃手が三塁へ転送し、走者をアウトに仕留めたのだった。