最強ブレーブスGMも一目置く大谷翔平、スカウト時代に目撃した衝撃能力「素晴らしい先発投手だが…」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打。トレード期限が締め切られ、チーム残留が決まった最初の試合となったが、試合は1-5で敗れて連勝は2で止まった。それでも、敵味方関係なく大谷に対する注目度は高く、ブレーブスのGMも来訪を心待ちにしていたもよう。地元中継局にゲストとして招かれると、スカウトを務めていた時に注目していた大谷の能力に言及。「十分話題になっていないと思う」と投打ではない魅力を語った。
敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で出場し、4打数1安打。トレード期限が締め切られ、チーム残留が決まった最初の試合となったが、試合は1-5で敗れて連勝は2で止まった。それでも、敵味方関係なく大谷に対する注目度は高く、ブレーブスのGMも来訪を心待ちにしていたもよう。地元中継局にゲストとして招かれると、スカウトを務めていた時に注目していた大谷の能力に言及。「十分話題になっていないと思う」と投打ではない魅力を語った。
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二刀流としてここまで大活躍を続けている大谷は、対戦チームにとって脅威であると同時に羨望の存在。現在、全30チームで最高勝率を誇るブレーブスでも、主力選手から大谷のパフォーマンス対する感嘆の声が続出している。
そんな中、この日の試合を中継したブレーブス放送局「バリー・スポーツ・サウス」の放送席に、ブレーブスのアレックス・アンソポロスGMがゲスト出演。結果的に“反故”にされた形なったが、今回の3連戦を前にスニーカー監督が「彼のことは歩かせない」と申告敬遠をしない旨を聞かされていたことを明かし、ファンが喜ばせる存在であることを強調していた。
さらにアンソポロスGMは、自身がドジャースで野球運営部門副社長をしていたころ、スカウトとして来日して大谷を視察した時の思い出を紹介。そこで驚かされたのは、大きな注目を集めていた「投打」ではなかったという。
「日本で彼を見たんだ。十分話題になっていないと思うのは、彼が素晴らしいランナーであることだ。エリートな、エリートな走者だ。彼は素晴らしい先発投手でもあるが、飛ぶように走るんだ! 信じられないよ」
大谷の走力の高さは最近こそMLBの中でも称賛されているものの、当時のアンソポロスGMはその部分に注目していなかったよう。そんな思い出も含めて「体のサイズ、運動能力、その他全て、信じられないよ」と現在の大谷に一目置いている。
放送席の実況者が「ペリー(ミナシアンGM)は彼を私たちにくれないですかね?」と笑ったのもジョークに聞こえないほど。今季ここまで“MLB最強”の座をほしいままにしているブレーブスの中でも、大谷について語ることへの抵抗はないようだ。
(THE ANSWER編集部)