大谷翔平を2回から敬遠、最強ブレーブス監督も警戒MAX「敬遠はまた起きることかもしれない」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。3打数2安打、3戦連続の申告敬遠に1つの死球と4出塁の活躍で、チームの4-1の勝利に貢献した。序盤の2回から敬遠した敵将のブライアン・スニッカー監督は「彼の打撃は損害を与えられそうだと思った」と勝負を避けた理由を口にしている。
ブレーブス戦「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は31日(日本時間1日)、敵地ブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。3打数2安打、3戦連続の申告敬遠に1つの死球と4出塁の活躍で、チームの4-1の勝利に貢献した。序盤の2回から敬遠した敵将のブライアン・スニッカー監督は「彼の打撃は損害を与えられそうだと思った」と勝負を避けた理由を口にしている。
両リーグ最高勝率の“最強”ブレーブスも警戒心を高めている。エンゼルス1点リードの2回2死三塁、大谷の第2打席が回ってきたが、試合序盤にも関わらず申告敬遠で勝負を避けられた。敵地は騒然。初回には死球を受けており、その後は2安打をマーク。最終打席にもあわや本塁打かという打球を打たれたスニッカー監督は、試合後に敬遠の場面について語っている。
ブレーブスの放送局「バリー・スポーツ・サウス」の試合後番組で会見の模様が流れ、「オオタニを敬遠したときのブーイングについて驚いたか? それとも楽しんだか」と尋ねられると「私が観客にいるファンだったら、私も彼が打つところを見たかっただろうし、怒っていたと思う」とブーイングへの理解を口にした。
続けて「しかし、彼の打撃を見ていたら、損害を与えられそうだと思った。あの男は本当に優れている」と判断の理由を説明。「試合をプレーしていれば、それ(敬遠)はまた起きることかもしれない」と今後もケースによっては敬遠はあり得ることだとした。
大谷は勝負を避けられることが増えており、7月は四球22。最近3試合で5つの申告敬遠を記録しており、今月の敬遠9個はキャリア最多タイだ。
(THE ANSWER編集部)