爆足二塁打の大谷翔平、新加入投手が生出演中に驚愕 カモにされた天敵から「味方になれて嬉しい」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場し、3回に右中間への二塁打を放った。打球はフェンスに到達することなく、右翼手が追いついたが、大谷は快足を飛ばして二塁に到達。この時、地元中継局でベンチから生中継に出演していた新加入の右腕ルーカス・ジオリト投手は「強烈に打ったね。(二塁到達は)楽々だ」と驚き、「彼の味方になれて嬉しいよ」と本音をこぼした。
ベンチから生出演していたジオリト「強烈に打ったね。(二塁到達は)楽々だ」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地ブルージェイズ戦に「2番・DH」で出場し、3回に右中間への二塁打を放った。打球はフェンスに到達することなく、右翼手が追いついたが、大谷は快足を飛ばして二塁に到達。この時、地元中継局でベンチから生中継に出演していた新加入の右腕ルーカス・ジオリト投手は「強烈に打ったね。(二塁到達は)楽々だ」と驚き、「彼の味方になれて嬉しいよ」と本音をこぼした。
3回先頭、大谷は右腕マノアの速球を弾き返した。鋭い打球は右中間に転がったが、右翼手が滑り込んでフェンスに到達させることなく、深い位置で捕球。しかし、大谷は一塁を蹴って一気に二塁へ。快足を飛ばして悠々、単打を二塁打にしてみせた。
この時、米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」の中継でベンチからマイクをつけて中継に参加していたのが、ジオリトだ。
3日前にホワイトソックスから加入し、前日に先発した右腕は、実況のウェイン・ランダッゾ氏から「昨日はショウヘイ・オオタニがすぐに先制点をもたらしてくれたね」と振られ、「クールな瞬間だったね。特にその前日に彼がやっていたことを考えればね」と援護してくれた39号を振り返った。
すると、この場面で大谷が二塁打を放った。ジオリトは「強烈に打ったね。(二塁到達は)楽々だ」と快足二塁打に驚き。さらに、解説のマーク・グビザ氏から「彼のスイングを見るのはアメージング。もう対戦しなくて済むのは嬉しいんじゃない?」と振られた。
ジオリトは「そうだね。今季はエンゼルスとの2試合で登板した。1試合は本拠地で1試合は敵地。彼との対戦では上手くいかなかった。1試合目では2本塁打打たれたんじゃなかったかな」とカモにされていた大谷との対戦を振り返った。
「アナハイムでは第1打席に三塁打を打たれた。それで『うわぁ、またこれだよ』って感じだったね。彼のやっていることは信じられない。彼の味方になれて嬉しいよ」と手強い天敵が心強い味方になったことに胸をなで下ろしていた。
(THE ANSWER編集部)