球宴期間中の映像をロドリゲスが公開

　米大リーグ・マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が自身のYouTubeチャンネルを更新。7月に出場したオールスターの舞台裏を公開し、エンゼルス・大谷翔平投手との交流する様子も披露した。MLB公式ツイッターも注目するなど話題になったが、日本ファンも「スッゲーやりとりだ」「笑い方大好き」などと注目していた。

　オールスターゲーム前日に行われたホームランダービーに向け、ロドリゲスが室内練習場を訪れた場面。バットを持って打撃ケージに向かうと、先に大谷がいた。すると、ロドリゲスは周囲に選手らがいる前で「Shohei, I love you！」と声をかけ、「死ぬほど好きだよ。けど、準備はしなくちゃいけないんだ」と言い、気を遣いながら代わってもらうようにお願いした。

　ホームランダービーに出ることを聞いた大谷も笑顔で応じ、ロドリゲスが練習を終えた後には、がっちりと握手を交わしながら「勝てよ！　勝てよ！」と日本語で連呼。ロドリゲスも「Kate？」と聞き返したが、「Win！（勝てよ！）」と英語で意味を伝えると、ロドリゲスも「ベストを尽くすよ！」と胸を張って去って行った。なんとも微笑ましいシーンだった。

　MLB公式ツイッターが「ホームランダービー前のJロッドとショウヘイのこの瞬間はプライスレス」と題して紹介するなど、貴重なやり取りは米国でも注目されたが、日本ファンもスター同士の交流に反応した。

「フリオの気の遣い方と大谷さんの反応が可愛いです」
「普通に日本語で言っちゃってる大谷さん」
「スッゲーやりとりだ」
「防護ネットを開いたまま待ってあげる一瞬に、彼の人間性が垣間見える」
「大谷さんの笑い方好き」
「こんな秘蔵映像嬉しい」
「コレ何回も繰り返し見ちゃうな」

　“イチローの愛弟子”とも言われるほど、レジェンドを心酔するマリナーズの若きスター。第2ラウンドで敗れたものの、第1ラウンドでは1度のラウンドでは史上最多となる41本をかっ飛ばすなど地元開催のお祭りで喝采を浴びた。