いずれ後世に自慢できる大谷翔平の存在を絶賛 71歳名物アナ「私が15歳の頃はルースを見た人がいて…」
米大リーグで27日(日本時間28日)に行われたタイガースとのダブルヘッダーの第1試合で1安打完封、第2試合で2打席連発を放ったエンゼルス・大谷翔平投手。その活躍に、殿堂入りアナウンサーのボブ・コスタス氏が自身の体験などから絶賛の言葉を述べている。
殿堂入りアナウンサーのボブ・コスタス氏が持論
米大リーグで27日(日本時間28日)に行われたタイガースとのダブルヘッダーの第1試合で1安打完封、第2試合で2打席連発を放ったエンゼルス・大谷翔平投手。その活躍に、殿堂入りアナウンサーのボブ・コスタス氏が自身の体験などから絶賛の言葉を述べている。
米MLB専門局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」公式ツイッターは番組映像を公開。出演したコスタス氏は司会者のブライアン・ケニー氏から、エンゼルスが大谷をトレードせず、残留させる決断をしたことについて問われ、「(オーナーの)アート・モレノは彼の面目を保ったと思う」と回答。「稀代の名手であるマイク・トラウトには敬意を払うけれど、我々は一生に一度の選手であるショウヘイ・オオタニについて話しているんだ」と訴えた。
「私が15~16歳の時、50~60歳の人からタイ・カッブやベーブ・ルースのプレーを見たと伝えられた。それは魅力的だったんだ。いつの日か、エンゼルスのファンはショウヘイ・オオタニのプレーを見たんだと言える」。71歳になるコスタス氏は自身の子供時代の経験を踏まえながら、歴史を目撃できたことを次の世代に自慢できる存在であると絶賛した。
さらに、ケニー氏は「これは聞かなきゃいけません」と話題を変え、「なぜオオタニをダブルヘッダー第2戦でプレーさせたんでしょう。第1戦で完投し、DHで出場。2本塁打を放ちましたけど、腰を押さえていました。これが腹斜筋だったら問題ですよ」と疑問を投げかけた。
これにコスタス氏は「気分の良い状態だったからだよ。試合を全て見ていたが、(実況席からスタジオまで)みんながアドレナリン注射を打たれたかのようだった。この一日は特別だったんだ。これで腹斜筋を痛めていて負傷者リスト入りなんてことになったら問題だけどね」と諫めた。
ケニー氏は「腹斜筋だったら終わりですよ。リスクマネジメントが理解できません」「あなたなら、ダブルヘッダーの第1戦で完封した選手を第2戦では出場させないでしょう?」と食い下がったものの、コスタス氏は「彼はショウヘイ・オオタニなんだよ」と一蹴。大谷は常識が通用しない存在であると強調していた。
(THE ANSWER編集部)