浅田真央、海外で「オートクチュール」と称賛された「もう一つの美しさ」とは
NO1評価は伝説のフリーでまとった衣装「スケート界のオートクチュールだ!」
16-17年シーズンのSP、15-16年シーズンのフリー、13-14シーズンSPとフリー(ともに2つの衣装のうち1つ)を挙げ、なかでも13-14年シーズンのフリーの衣装を一番のお気に入りとした。伝説ともいわれるソチ五輪のフリーでもまとっていたブルーの衣装だ。
「ウエストにスパンコールのついた飾りをあしらった羽根飾りのような素晴らしい衣装は、マオが着た中で歴代最高のお気に入りの一つ。この衣装はスケート界のオートクチュールだ!」
多くのファンの記憶に刻まれている当時の衣装を絶賛したベレオス氏は、引退を決断した浅田への敬意を示し、最後に惜別のメッセージを送った。
「ありがとう、マオ・アサダ。女子フィギュアの象徴でいてくれて。そして、あなたの演技だけでなく、その衣装でも私を常に楽しませてくれて。寂しいです」
引退発表後から世界のスケーターで惜しむ声が上がるなど人気を証明した浅田だが、演技だけじゃない「もう一つの美しさ」も世界的な人気を博した要因になっていたようだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer