スーパーバンタム級のボディーをついに披露

　ボクシングのWBC＆WBO世界スーパーバンタム級（55.3キロ以下）タイトルマッチが25日、東京・有明アリーナで行われる。24日は神奈川・横浜市内のホテルで前日計量が行われ、挑戦者の井上尚弥（大橋）が55.2キロ、2団体統一王者スティーブン・フルトン（米国）が55.3キロでパス。井上にとってついに新階級で完成させたボディーがお披露目されたが、ファンからは「尚弥のほうがフルトンより腕が太い」「思ってたほど身長、体格差なかった」との声が寄せられた。

　フルトンと比較しても井上の肉体はまったく見劣りしない。両者、上裸で行われた計量。そして、フェイスオフで近づくと2人の肉体がよりわかりやすく映った。

　デビュー戦からスーパーバンタム級で戦っている身長169センチ（リーチ179センチ）のフルトンに対し、身長165センチ（リーチ171センチ）の井上がやや小さいが、腕周りはフルトンより太い印象で、さらに下半身は特に井上の脚の屈強さが際立つ。

　試合も中継するNTTドコモの映像配信プラットフォーム「Lemino」で配信された映像などでチェックしていたボクシングファンもツイッター上で即座に反応した。

「井上尚弥体パンパン」
「ふくらはぎデッカ」
「尚弥のほうがフルトンより腕が太い」
「井上尚弥とフルトンの下半身の違いね」
「体格差云々言われてたけど、井上尚弥の方がでかいじゃん」
「フレームのサイズに差は感じなかった」
「思ってたほど身長、体格差なかった」
「肩の位置がだいぶ違うけど、上半身は井上尚弥のほうがデカく見える」
「尚弥脚太かったな。フルトンは上半身がっちり」
「（フルトンは）そこまでデカくない」

　戦前から井上はフルトンとの体格差を指摘する声もあったが、実際には王者を上回ると言ってもいい肉体を披露したモンスター。この決戦のために仕上げて来たボディーで、あとは4階級制覇を成し遂げるだけだ。