相手の棄権に歓喜した女子テニス選手 判定の“証拠隠滅”からの流れを海外記者非難「全てが酷い」
海外女子テニス選手の振る舞いに非難が殺到している。ハンガリーのクレーコートで開催中のハンガリアンGPは現地時間18日、女子シングルス1回戦が行われ、アマリッサ・トート(ハンガリー)が張帥(中国)の棄権により勝利した。ライン際の際どいアウト判定に張が抗議。判定は覆らず試合が続行されると、トートがボール跡を足でもみ消し。張がこの行動に抗議するも精神的なショックから棄権した。勝利が伝えられるとトートは拳を突き上げて歓喜。海外記者は動画を公開し「絶対的な恥だ」と非難している。
中国の張帥が被害
海外女子テニス選手の振る舞いに非難が殺到している。ハンガリーのクレーコートで開催中のハンガリアンGPは現地時間18日、女子シングルス1回戦が行われ、アマリッサ・トート(ハンガリー)が張帥(中国)の棄権により勝利した。ライン際の際どいアウト判定に張が抗議。判定は覆らず試合が続行されると、トートがボール跡を足でもみ消し。張がこの行動に抗議するも精神的なショックから棄権した。勝利が伝えられるとトートは拳を突き上げて歓喜。海外記者は動画を公開し「絶対的な恥だ」と非難している。
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事の発端は第1セットの5-5で迎えた第11ゲーム。張のショットがライン際でバウントするとアウト判定になり、審判に抗議した。オーストラリア放送局「セブン」によると、抗議する張には会場から野次が飛ばされ、それをトートも「笑って」いたという。判定は覆らず試合が続行されると、トートは足で踏んで擦るようにボール跡を“隠滅”。張は再び抗議した。
このゲームを奪われた張は、その後フィジオを呼び、精神的なショックによるパニック発作を理由に棄権。同局は「涙を流す姿も見られた」と張の様子を伝えていた。その一方で、勝利を知らされた瞬間、トートは両拳を突き上げて歓喜。さらに、観客へ向かって笑顔でラケットを掲げると、会場からは拍手と歓声が送られていた。
ポルトガル地元紙「レコード」の記者などを務めるジョゼ・モルガド氏は自身のツイッターで実際の映像を公開。文面では「ブタペストでショッキングなシーン。地元選手と対戦したチョウ・スイは5-5から痕跡をもみ消され、抗議すると無視されブーイングを浴びた。その後にパニック発作で棄権。彼女は最近、精神面での心配を認めていた」と記した。
さらに、別の投稿では「状況を考えれば、観客と相手選手の勝利の歓喜は絶対的な恥だ。そしてこれがボール跡。みんなもっと上手くやらないと」「この全てが酷い」とトートを含む関係者の振る舞いを酷評していた。
(THE ANSWER編集部)