9回バリア登板の裏に厳しいエ軍のブルペン事情 米記者速報、守護神エステベス回股ぎは回避
米大リーグ・エンゼルスは16日(日本時間17日)、本拠地アストロズ戦で8-9の逆転負けを喫した。守護神のカルロス・エステベス投手を8回に投入。2点リードの9回にはハイメ・バリア投手を送り込んだが、悪夢の逆転弾を浴びるなど2人で3被弾だった。米記者は試合後、投手起用についてのフィル・ネビン監督の思惑を伝えている。
ネビン監督の考えを米記者が速報
米大リーグ・エンゼルスは16日(日本時間17日)、本拠地アストロズ戦で8-9の逆転負けを喫した。守護神のカルロス・エステベス投手を8回に投入。2点リードの9回にはハイメ・バリア投手を送り込んだが、悪夢の逆転弾を浴びるなど2人で3被弾だった。米記者は試合後、投手起用についてのフィル・ネビン監督の思惑を伝えている。
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痛すぎる逆転負けを喫した。7-3とリードしたエンゼルスは、8回に守護神エステベスをマウンドに送った。しかしマコーミックに2ランを浴びて2点差に詰め寄られると、9回にはバリアが登板。1点を失いながらも2死までこぎつけたが、ブレグマンに左翼席へ逆転2ランを浴びてしまった。バリアは続くタッカーにも被弾し、計4失点となった。
ツイッター上の日本人ファンからは「ネビン監督が何考えてるのか…」「エンゼルスは一体何やってるの」などと8回、9回の投手起用に疑問の声が上がっていたが、米記者たちがネビン監督の考えをツイッターで伝えた。
カリフォルニア地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者は、左腕ムーアはILから復帰したばかりで連投をさせたくなく、エステベスは回跨ぎをさせずに1イニングで留めたい思いがあったと記した。
さらに米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「負の歴史がありながらバリアをタッカーに投げさせた理由」として、ブルペンに待機していたのがループしかおらず、リリーフ陣が厳しい状況にあったと速報した。
両記者はさらにデベンスキーがハムストリングの負傷で離脱する見込みであるとも伝えており、ますますエンゼルスのブルペンが苦しくなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)