井上尚弥VSフルトン

　ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）は、25日に東京・有明アリーナでWBC＆WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者スティーブン・フルトン（米国）に挑戦する。フルトンは11日に来日。SNSで到着を報告すると、井上が送ったたった一言が「人としてすばらしいじゃないか」と日本人ファンの間で話題を集めている。

　決戦に向けてムードが高まっている。日本で世界戦に臨む海外選手は試合1週間から10日ほど前に来日することが多いが、フルトンは2週間前とやや早め。11日夕方に来日し、ツイッターに英語で「到着」と力こぶの絵文字付きで報告した。

　すると、井上が反応。日本語で「ようこそ」と日の丸の絵文字付きで引用ツイートした。王者ながら敵地に乗り込み、井上の挑戦を受けるフルトンに対し、敬意を込めているようだ。このやり取りには日本人ファンから「このやり取りだけで熱くなる！」「人としてすばらしいじゃないか」「この短いやりとりに痺れる」「特にこのツイート、しびれた…」と称賛や興奮の声が上がっている。