日本男子バレーに「多くの国が嫉妬している」 次戦激突のオランダ選手、開幕9連勝の躍動を称賛
バレーボールのネーションズリーグ(NL)フィリピン大会を戦っている男子の日本は、7日にオランダ戦を迎える。ここまで予選ラウンド無傷の9連勝。すでに上位8チームによる決勝ラウンド(19日~、ポーランド)進出を決めているが、オランダ選手は日本の今大会を高く評価するとともに、戦いぶりに“嫉妬”しているようだ。フィリピン紙が伝えている。
ネーションズリーグで開幕9連勝、7日にオランダと対戦
バレーボールのネーションズリーグ(NL)フィリピン大会を戦っている男子の日本は、7日にオランダ戦を迎える。ここまで予選ラウンド無傷の9連勝。すでに上位8チームによる決勝ラウンド(19日~、ポーランド)進出を決めているが、オランダ選手は日本の今大会を高く評価するとともに、戦いぶりに“嫉妬”しているようだ。フィリピン紙が伝えている。
今大会、破竹の開幕9連勝で世界に衝撃を与えている日本。キャプテンの石川祐希を中心に抜群のコンビバレーを展開し、エースの西田有志、若手の高橋藍、さらに海外ラウンドになって実力を見せ始めた宮浦健人らがチームの勢いを加速させている。フィリピン大会初戦となった4日の中国戦でも相手の高さに苦しみながらフルセットの末に撃破。オランダ、イタリア、ポーランドと続く残り3戦に向けても弾みをつけた。
フィリピンメディア「インクワイラー」は「オランダのスター、日本の試合に“嫉妬”を認める」と題した記事で、「オランダのマールテン・ファン・ハーデレンは、男子バレーボールのネーションズリーグでどこまで勝ち上がっていけるかは無敗の日本との試合結果によって決まるにもかかわらず、彼が日本チームの戦いぶりをどれほど高く評価しているかを隠すことはなかった」と報じ、ファン・ハーデレンの談話を紹介している。
その中でファン・ハーデレンは「日本はスピードがあってとても技術が高い」と称賛。「多くの国が彼ら(日本)のプレーに嫉妬しているよ」とも語った上で、「トーナメントは長く、僕らは世界中を飛び回っている。彼らも今は疲れているかもしれないし、対戦するのを楽しみにしている」と対戦を心待ちにしているという。
今大会では東京五輪金メダルのフランスを破り、ブラジルからは30年ぶりの勝利をもぎ取った世界ランキング6位の日本。世界が警戒する中で、同10位オランダとの戦いも大きな注目を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)