苦戦の大阪桐蔭、春夏連覇へあと3勝 公立校は残り1校…甲子園第12日の結果
第100回全国高校野球選手権記念大会第12日は16日、3回戦4試合が行われた。
第12日は3回戦4試合、報徳学園、浦和学院、済美も8強へ
第100回全国高校野球選手権記念大会第12日は16日、3回戦4試合が行われ、大阪桐蔭(北大阪)が高岡商(富山)に逆転勝ち。1点を追う2回に主将・中川卓也(3年)の2点二塁打で試合をひっくり返し、6回には山田健太のタイムリー二塁打で追加点を挙げた。苦戦しながら8強に駒を進め、春夏連覇へあと3勝に迫った。
報徳学園(東兵庫)は愛工大名電(西愛知)に7-2で快勝。1点を追う3回にドラフト1位候補の小園海斗(3年)の振り逃げをきっかけに4点を奪って逆転すると、5回にも3点を加えて突き放した。愛工大名電は37年ぶりの8強を逃した。
浦和学院(南埼玉)は二松学舎大付(東東京)との“関東対決”に6-0で勝利。打線が10安打とつながり、投げては背番号11の右腕・渡辺勇太朗(3年)が5安打10奪三振完封と快投した。32年ぶりの8強進出となった。
済美(愛媛)は高知商(高知)との“四国対決”に3-1で勝利。5回に先制し、7回に2点を加えると、投げてはエース・山口尚哉(3年)が1失点完投。高岡商、高知商が敗れ、公立勢は金足農(秋田)の1校となった。
(THE ANSWER編集部)