レアル14歳・中井卓大、昇格のU-16新体制で始動 18日に初実戦即デビューも
サッカーのスペインリーグの名門、レアル・マドリードの下部組織に所属する14歳・中井卓大は22年ワールドカップ(W杯)カタール大会、期待の星の一人として期待を集めているが、昨季までプレーしていたカデーテB(U-15)からカデーテA(U-16)のチームに見事昇格。新チームでの初練習に参加したことが分かった。
カデーテAに昇格、新チームで初練習に参加
サッカーのスペインリーグの名門、レアル・マドリードの下部組織に所属する14歳・中井卓大は22年ワールドカップ(W杯)カタール大会、期待の星の一人として期待を集めているが、昨季までプレーしていたカデーテB(U-15)からカデーテA(U-16)のチームに見事昇格。新チームでの初練習に参加したことが分かった。
レアルのトップチームはアトレチコ・マドリードとのUEFAスーパーカップで新シーズン幕開け。2-4の黒星発進となったが、その裏で未来のレアルを担う下部組織も動き出した。
カデーテAはすでにレアルの練習場「シウダード・レアル・マドリード」で初練習を行った。クラブ公式サイトでは新シーズンのメンバーはまだ更新されていないが、14日に新体制始動をレポートし、練習風景の写真を公開。黒の練習着でランニングする次代のスター候補の中には「ピピ」の愛称で知られる中井の姿もあった。
公式サイトによると、カデーテAの監督はトリスタン・セラドール氏が留任。「チームの主要部分は昨季カデーテBの一員だった選手で構成されている」と報じられている。チームは18日のカデーテAージェネレーションアディダスという親善試合で今季初実戦を行う予定。そこが中井の新チームデビュー戦となる可能性もある。
スペイン地元紙に「クリスティアーノ・ロナウドよりも重要」と報じられる中学3年生は半年間で身長が5センチ伸び、175センチに到達するほど。日本代表MF乾貴士が公開した2ショットではすでに乾を抜き、話題を呼んたこともある。圧倒的なドリブルテクニックのみならず、身体面も急成長している。
レアルのトップチームまではフベニールC、B、A、そして、レアルBチームに相当するカスティージャを残すのみ。2022年にカタールで行われるW杯で日本代表の期待の星に挙がる中井は、白い巨人と呼ばれる名門で順調に階段を登っている。
(THE ANSWER編集部)