F1コース上に墜落した“空飛ぶマシン”の衝撃広がる 英紙も「非常に不格好な瞬間」と報道
自動車レース・F1第10戦オーストリアGPは2日まで同国のレッドブル・リンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季7勝目をマークした。レース前のイベントでは“空飛ぶマシン”が墜落するアクシデントが発生。英紙でも「非常に不格好な瞬間」「驚いた観客の息を呑ませた」と衝撃が伝えられ、驚いたF1レーサーの表情にも「当惑したようだ」と注目を寄せていた。
2日まで行われたオーストリアGP
自動車レース・F1第10戦オーストリアGPは2日まで同国のレッドブル・リンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季7勝目をマークした。レース前のイベントでは“空飛ぶマシン”が墜落するアクシデントが発生。英紙でも「非常に不格好な瞬間」「驚いた観客の息を呑ませた」と衝撃が伝えられ、驚いたF1レーサーの表情にも「当惑したようだ」と注目を寄せていた。
“空飛ぶマシン”がまさかの墜落だ。四輪走行のF1マシンではない。イベントに現れたのは、ヘルメットを被り、背中と両腕にジェットパックと呼ばれる装備をつけて空中を飛んでいた一人の男性だった。しかし、制御を失ってコース上に墜落。激しく転がって装備の一部が破損したように見えた。パイロットは無事だったようで、痛々しい姿ながらヘルメットを脱ぎ、ガッツポーズで観客にアピールした。
F1公式インスタグラムが動画を公開して話題となっていたが、英紙「ザ・サン」は「オーストリアGPでジェットパックに乗って浮遊した男がトラック上でクラッシュする奇想天外な瞬間がF1スターとコメンテーターを驚かせる」との見出しで記事を掲載。本文ではこう記した。
「オーストリアGPは昨日、最終順位を破棄せざるをえないカオスに巻き込まれた」
「そしてレースの前には、非常に不格好な瞬間がこれから起こることの兆候としてあった」
「シンクロしたジェットパックによる大きなイベントが開始される予定だった」
「しかしながら、不運なパフォーマーにとって、物事は酷く間違った方向に行ってしまった。彼はコントロールを失ったようで、トラックにクラッシュし、驚いた観客の息を呑ませた」
さらに記事では、この瞬間をガレージで見ていたオーストラリア人ドライバーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)の様子にも注目。チューブのようなものを口にしながら、向けられたテレビカメラの前で何とも言えないような表情を作っていた。
記事内では「マクラーレンのオスカー・ピアストリはガレージから見ていて当惑したようだ」と報じられた。F1公式インスタグラムのコメント欄にも海外ファンから「笑いをこらえてる」「オスカー:笑いをこらえる」「オスカーの表情を見て笑い泣きした」といった反響が寄せられていた。
決勝レースの中で走行違反があったとして国際自動車連盟(FIA)は複数の選手がタイム加算のペナルティーを受けたオーストリアGP。「ザ・サン」の記事では「8人のドライバーがペナルティを受けたカオスなレースの後、16位に終わったピアストリはユーモアを交えてジョークを飛ばした」「彼はこうツイートした:『落とし穴のある日を送ったのは1人だけじゃなかったね』」とピアストリの顛末まで伝えている。
(THE ANSWER編集部)