元世界ヘビー級王者から23歳新星が豪快ダウン 15勝14KOに「こいつはとても楽しい」と期待の声
ボクシングのヘビー級10回戦が1日(日本時間2日)、米オハイオ州で行われ、ジャレッド・アンダーソン(米国)が元世界同級王者チャールズ・マーティンからダウンを奪って快勝した。豪快な右オーバーハンドが炸裂。連続KOは途切れたが、米興行大手・トップランク社などが動画を公開すると、米ファンから「こいつはとても楽しい」「世界最高の有望株!」と反響が集まった。
ヘビー級で右オーバーハンドが炸裂
ボクシングのヘビー級10回戦が1日(日本時間2日)、米オハイオ州で行われ、ジャレッド・アンダーソン(米国)が元世界同級王者チャールズ・マーティンからダウンを奪って快勝した。豪快な右オーバーハンドが炸裂。連続KOは途切れたが、米興行大手・トップランク社などが動画を公開すると、米ファンから「こいつはとても楽しい」「世界最高の有望株!」と反響が集まった。
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ヘビー級らしいド派手なダウンだった。3回。もともとは右構えのアンダーソンはサウスポーにスイッチした。互いの拳が交錯する中、相手の左が出たところで右オーバーハンドをテンプルにお見舞い。急角度の一撃で尻もちをつかせた。37歳のマーティンはノーダウンをアピールしたが、レフェリーはカウント。豪快なシーンが生まれた。
一連の動画をトップランク社がツイッターに公開。「ビッグベイビー(アンダーソンの愛称)がテストを通過した」とつづった。米ファンから「彼を追いかけ始めるべきかもしれない。こいつはとても楽しい」と期待の声。米スポーツ専門局「ESPN」のボクシング専門アカウント「リングサイド」のツイートにも、「世界最高のヘビー級有望株!」「これはガーボンタ・デービスみたい」と興奮の投稿が相次いだ。
決着は判定で連続KOが途切れたが、元世界王者に3-0の完勝。戦績は15勝(14KO)とした。米専門メディア「ボクシングシーン.com」によると、当初はアンダーソンと19勝(18KO)のジャン・コソブツキー(カザフスタン)が対戦予定だったという。しかし、コソブツキーがビザを得られず。7月29日の試合に向けて準備していたマーティンが12日前に代役を任され、リングに上がっていた。
(THE ANSWER編集部)