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エンゼルス戦でもないのに“大谷翔平談義” 試合そっちのけのメッツ解説「空前の選手ですよ」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、27日(日本時間28日)の本拠地ホワイトソックス戦で大活躍。二刀流出場で打っては2本塁打、投げても7勝目をマークした。翌28日(同29日)にメッツの千賀滉大投手が先発した試合では、地元局が試合途中に大谷の活躍を紹介。解説を務めたメッツのレジェンドが「空前の選手」と称えるなど異例の議論が交わされた。

ホワイトソックス戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
ホワイトソックス戦に「2番・DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

NY放送局が試合中に大谷翔平について議論

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は、27日(日本時間28日)の本拠地ホワイトソックス戦で大活躍。二刀流出場で打っては2本塁打、投げても7勝目をマークした。翌28日(同29日)にメッツの千賀滉大投手が先発した試合では、地元局が試合途中に大谷の活躍を紹介。解説を務めたメッツのレジェンドが「空前の選手」と称えるなど異例の議論が交わされた。

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 衝撃的な活躍を見せた二刀流のニュースが、全米を駆け巡っている。2本のホームランと10奪三振で7勝目という規格外の活躍を見せた翌日、メッツの千賀が先発したブリュワーズ戦でのことだ。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」は、4回裏のメッツ攻撃時の先頭打者から無死一、二塁の場面まで、試合そっちのけで大谷について話し始めた。

 実況のゲイリー・コーエン氏が「オオタニほど多くの面で圧倒的な選手は、これまでいましたか?」と切り出すと、背番号17がメッツの永久欠番となっている解説のキース・ヘルナンデス氏は「ベーブ・ルースと言えるかもしれないけれど、彼はそんなに長い間やっていない。個人的にはオオタニに近づける者は誰もいないと思います」と答えた。

 1970年代から80年代にかけてMLBでシーズンMVPや首位打者を獲得しているヘルナンデス氏。コーエン氏から前日の二刀流としての活躍を紹介されると「空前の選手ですよ。間違いありません」と称賛。そして「あと何年このレベルで二刀流としてプレーできるか」との実況の問いかけには、「彼は何歳? 29歳だと今が最盛期ですね」と応じ、「彼の腕がいつまでもつか、ストレートの球速が落ちるかどうか、そうしたら打者としてのみ起用するか、ですね」と自身の見解を述べていた。

(THE ANSWER編集部)


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