ホワイトソックス戦に「2番・投手」で二刀流出場

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。1回の第1打席で、2試合連続となる今季27号ソロを右翼席に、7回の第4打席では左翼席に28号ソロを放ち年間56発ペースとした。エンゼルス公式は1本目の27号の直後に、珍しく日本語でツイート。本塁打を放った後、大谷にフォーカスしない映像も公開し、日本人ファンから「公式が日本語っていうのが泣ける」「嬉しい」といった反響が寄せられている。

　ホワイトソックスの先発コーベックの4球目を打ち抜いた。快音を残して右翼席に飛び込んだ一撃は、飛距離418フィート（約127.4メートル）、打球速度110.8マイル（約178キロ）。二刀流で先発マウンドに立った直後に、大谷が第1打席で放ったアーチに本拠地も歓喜に沸いた。

　エンゼルス公式ツイッターは「投打で大活躍」と珍しく日本語で投稿。一緒に公開した動画は本塁打の瞬間を横からとらえた映像だが、“確信歩き”から一塁に走り出した大谷を追わず、総立ちになったスタンドのファンの喜ぶ姿にピントを合わせた。

　この珍しい映像に日本人ファンもすぐに反応。「ついに本家アカウントで日本語ツイートw」「スタンディングオベーションしとるやん」「こんな事って今までもあったっけ？」「日本語ツイート嬉しい」「公式が日本語っていうのが泣ける」「ありがとう！」「エンゼルスさん、ありがとうございます」「カッコ良すぎる」「刀を振り抜くようなスイングかっけぇなあ」といった反響が寄せられている。