大谷翔平、2戦連発の27号で年間54発ペース ライバル三振斬り直後のHRに米興奮「ボールを粉砕」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。1回の第1打席で、2試合連続となる今季27号ソロを右翼に放った。シーズン折り返しの81試合目での一発となり、これで年間54発ペースとした。
ホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。1回の第1打席で、2試合連続となる今季27号ソロを右翼に放った。シーズン折り返しの81試合目での一発となり、これで年間54発ペースとした。
ホワイトソックスの先発コーベックの4球目を打ち抜いた。快音を残して右翼席に飛び込んだ一撃は、飛距離418フィート(約127.4メートル)、打球速度110.8マイル(約178キロ)。二刀流で先発マウンドに立った直後に、大谷が第1打席で放ったアーチに本拠地も歓喜に沸いた。
米記者もツイッター上で即座に反応。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は「ショウヘイ・オオタニが27号。2奪三振含む3者凡退をした直後にだぞ」と投稿すれば、MLB公式のエンゼルス番レット・ボリンジャー記者も「今夜の先発ショウヘイ・オオタニが27号でボールを粉砕した。投打同時出場での本塁打はキャリア9度目」と速報している。
また米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のエンゼルス番サラ・バレンズエラ記者も、「今日は今季81試合目。ショウヘイ・オオタニは数分前だったかしら? にマウンドから戻ったばかり。すぐにキャリア9度目(今季4度目)となる投打同時出場時の本塁打。メジャー単独首位の27号」と伝えた。
この日、投打同時出場の大谷は投手として1回に、ここまで本塁打22本を放ち、ホームラン王争いのライバルであるホワイトソックスの3番ルイス・ロバートJr.外野手を、切れ味鋭いスプリットで三振に打ち取っていた。その直後に5本差に広げる一発を放ち、米記者にも驚きが広がっている。
(THE ANSWER編集部)