大谷翔平27号は「本当に壮観だ!」 LA実況席は連日の絶叫…水原通訳の兜“代理”にもビックリ
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。初回の第1打席で、右翼席へ2試合連続となる27号ソロを叩き込んだ。6月はこれが12本目の一撃で、年間54発ペースに。地元ロサンゼルス放送局の実況席では「本当に壮観だ!」と興奮の声があがるとともに、兜を“代理”で被った水原一平通訳にも注目していた。
ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打二刀流出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が27日(日本時間28日)、本拠地ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場。初回の第1打席で、右翼席へ2試合連続となる27号ソロを叩き込んだ。6月はこれが12本目の一撃で、年間54発ペースに。地元ロサンゼルス放送局の実況席では「本当に壮観だ!」と興奮の声があがるとともに、兜を“代理”で被った水原一平通訳にも注目していた。
自らを援護する強烈な一発だ。初回1死、大谷は相手先発コーベックの4球目を打ち抜いた。高々と舞い上がった打球は右翼席に飛び込む先制の27号ソロに。飛距離418フィート(約127.4メートル)、打球速度110.8マイル(約178キロ)だった。生還後、ベンチで用意されていた兜を被らず、投球に備えてベンチ裏へ。代わりに水原通訳が被り、ブルペンへの“侍切り”パフォーマンスも行った。
この一発に、米ロサンゼルス放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」の実況ウェイン・ランダッゾ氏は「ここで1-0になるかもしれません。(ここで打つと)言ったでしょ? 高い! 大きい! 行った! ショウヘイ・オオタニの第27号! 本当に壮観だ!」と前日に続いて絶叫した。
解説を務めるエンゼルスOBのマーク・グビザ氏も「彼はただただ非現実的です。27号、63打点」と称賛し、直後に兜を“スルー”したシーンに言及。「(大谷が)エネルギーをセーブています! 彼は今日マウンドにも上がっていますから」と話した。
ランダッゾ氏は「カブトがどこに行くか見てみましょう。あげるよ、イッペイ。ほらね。サンドバルに届けないと」と水原氏のパフォーマンスを伝え、グビザ氏は「これは本当に素晴らしい。ワオ!」と珍しいシーンにビックリしていた。
(THE ANSWER編集部)