英王室競馬で日本でも人気の女性騎手G1初Vも…激しい斜行に海外辛辣「2着馬は勝利を奪われた」
英競馬で快挙が達成された。英王室が年に1回主催するロイヤルアスコット開催が同地のアスコット競馬場で始まり、現地時間20日に行われたG1キングズスタンドステークス(3歳以上、芝直線1000メートル)でブラッドセル(牡3、ワトソン)が優勝し、鞍上のホリー・ドイル騎手は女性騎手として初めてロイヤルアスコット開催のG1制覇の快挙を成し遂げた。しかし、レースは直線で大きく外に斜行しながらの入線で審議対象になる後味の悪さも残ったことで、海外ファンからは「これは酷い」「勝利を奪われた」といった厳しい声も上がっている。
英ロイヤルアスコット開催G1キングズスタンドS
英競馬で快挙が達成された。英王室が年に1回主催するロイヤルアスコット開催が同地のアスコット競馬場で始まり、現地時間20日に行われたG1キングズスタンドステークス(3歳以上、芝直線1000メートル)でブラッドセル(牡3、ワトソン)が優勝し、鞍上のホリー・ドイル騎手は女性騎手として初めてロイヤルアスコット開催のG1制覇の快挙を成し遂げた。しかし、レースは直線で大きく外に斜行しながらの入線で審議対象になる後味の悪さも残ったことで、海外ファンからは「これは酷い」「勝利を奪われた」といった厳しい声も上がっている。
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外にもたれながらの栄冠だった。好スタートから好位につけた5番人気タイのブラッドセルは400メートル地点を過ぎたあたりで先頭。外のハイフィールドプリンセスに先んじる形で抜け出すと、最後まで抜かせず、半馬身から1馬身差を守って1位入線を果たした。
鞍上のドイル騎手は昨秋、夫のマーカンド騎手とともに短期免許を取得して初来日し、中央競馬で活躍。300年以上の歴史を誇る英競馬の大イベントで初めての女性騎手によるG1制覇となったが、英衛星放送「スカイスポーツ」の競馬専門サイト「アット・ザ・レーシーズ」公式ツイッターが「正面から……」と題して公開した動画では、ブラッドセルがゴール前で外に大きくもたれ、ハイフィールドプリンセスの鞍上が追いずらそうなシーンも映し出されている。
海外ファンからも「これは酷い」「この競馬場でこれが起き、悪い奴が排除されないのを見続けるのには飽き飽きする」「なんで判断が変わらないんだ」「思ってたよりもひどいな」「ハイフィールドは勝利を奪われた」「このアングルからだと怪しいな……」といった厳しい声が。レースはドイル騎手の御法が審議対象となったが、着順は変わらずに確定。女性騎手初の快挙も少々後味の悪い内容となってしまった。
(THE ANSWER編集部)