競泳JAPANは「日本一諦めの悪い集団」 競泳4選手が世界水泳で挑む夢、橋本環奈の言葉にも共感
入江陵介「自分自身も夢を諦めていないから今も戦っている」
東京五輪で2つの金メダルを獲得した女子個人メドレーの大橋は、「自分の力を全部出し切れますように」との願いを書いた。「相手に関係なく、自分の泳ぎをするのが一番重要なことだと思うので、自分のことに集中して力を全部出し切るということを決めてやりたいです」と宣言すると、「自分の限界というのは自分で超えていく。限界を決めないことが超えていけることに繋がると思うので、ウルトラ集中して、ウルトラ出し切りたいと思います」と力強く語った。
今回が8回目の世界水泳出場となる男子背泳ぎの入江が書いたのは、「最高の泳ぎ!!」という一言。「毎回自分の最高の泳ぎを求めてやってきているので、この大会もしっかりと自分の最高の泳ぎができるように頑張りたいと思っています」と抱負を語った。
さらに長年にわたって第一線で活躍する33歳の入江らしく、日本代表でのエピソードを交えながら、今回のイベントで繰り返し語られた「諦めないこと」についての想いを語った。
「昔、日本代表のコーチに『日本代表って、日本一諦めの悪い集団だ』って言われた記憶がすごくあって。諦めてないからみんなまだまだ目標を求めて、日本代表に入って結果を出して続けていって、どこかでみんな諦めてないからずっといるんだなと感じていて、自分自身もきっと夢を諦めていないから、今もこうやって戦っているのかなと思っています」
熱戦の開幕まで約1か月。競泳日本代表のキャプテンを務める入江は、出陣式の最後に「皆さんの応援がすごく力になります。僕たちの0.01秒の後押しをよろしくお願いします」と呼びかけた。史上最多となる40選手が福岡で22年ぶりに開かれる世界水泳で、それぞれの限界を超える泳ぎに挑む。
◆世界水泳 7月14日にアーティスティックスイミング(AS)、飛込から開幕。水球、オープンウォーター、ハイダイビングも行われる。同23日に開幕する競泳は、決勝をテレビ朝日系地上波にて最終日まで8夜連続生放送。ASはBS朝日、飛込はCSテレ朝チャンネルで生放送。
(THE ANSWER編集部)