ヌートバーを「打線の中軸に置いたほうがいい」 復帰に向けてマイナーで大爆発 球団OBが起用法提案
腰の挫傷で負傷者リスト(IL)入りしている米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は18日(日本時間19日)、傘下3Aメンフィスのジャクソンビル戦に「3番・右翼」で先発出場。2本塁打を含む5打数4安打4打点の大爆発で10-4の勝利に貢献した。球団OBは「このようなスイングができるなら打線の中軸に置いたほうがいい」と復帰後の起用法を提言した。
3Aメンフィスで2本塁打含む5打数4安打4打点の活躍
腰の挫傷で負傷者リスト(IL)入りしている米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は18日(日本時間19日)、傘下3Aメンフィスのジャクソンビル戦に「3番・右翼」で先発出場。2本塁打を含む5打数4安打4打点の大爆発で10-4の勝利に貢献した。球団OBは「このようなスイングができるなら打線の中軸に置いたほうがいい」と復帰後の起用法を提言した。
鋭い打球を連発した。5月29日(同30日)の本拠地ロイヤルズ戦の守備でフェンスに激突した際に負傷し、IL入りしていたヌートバー。17日(同18日)にリハビリ調整のために3Aメンフィスに合流すると、復帰2戦目で元気な姿を見せた。
初回の第1打席で先制の2ラン放つと、3回の第2打席でも適時二塁打。4回の第3打席には中前打を記録し、サイクル安打に王手をかけた。続く6回の第4打席ではこの日2本目となるソロ本塁打。8回の第5打席は三振に倒れたものの、5打数4安打4打点の大爆発でチームを牽引した。
カージナルスの試合を中継するミズーリ州地元放送局「バリー・スポーツ・ミッドウェスト」の公式ツイッターも「メンフィスでのリハビリ期間において、今日ラーズ・ヌートバーがモンスターな試合」と記して、活躍を取り上げた。
ハイライト映像を流しながら、スタジオの司会者が「彼は準備万端かもしれません」と発言すると、1975年に13勝3敗22セーブでリーグ最高勝率と最多セーブに輝いた球団OBのアル・ラボスキー氏も絶賛。「このようなスイングができるなら、彼をもっと打線の中軸に置いて、(ブレンダン)ドノバンを1番に置き続けたほうがいいでしょう」と提案した。
司会者は「もしかすると明日からのナショナルズとの連戦で昇格するかもしれません」と早期のメジャー復帰を予想。地区最下位に沈むチームの救世主となれるだろうか。
(THE ANSWER編集部)