逆転サヨナラ振り逃げ3ランが誕生!? 奇跡の珍事に米衝撃「この狂気の展開を見よ」
米大リーグのマイナーで9回2死満塁の振り逃げから3点が入り、逆転サヨナラとなる珍事が発生。衝撃の“逆転サヨナラ振り逃げ3ラン”の瞬間をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が紹介。「この狂気の展開を見よ」と報じている。
米マイナーで珍事、2点差の9回2死満塁で投手の暴投からまさかの展開が…
米大リーグのマイナーで9回2死満塁の振り逃げから3点が入り、逆転サヨナラとなる珍事が発生。衝撃の“逆転サヨナラ振り逃げ3ラン”の瞬間をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が紹介。「この狂気の展開を見よ」と報じている。
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こんな振り逃げは見たことがない。衝撃の珍事で話題を呼んでいるのは10日(日本時間11日)の1Aの試合だった。ブルワーズ傘下ウィスコンシン・ティンバーラトラーズはエンゼルス傘下バーリントン・ビーズ戦、2-6で9回を迎えていた。
それでも、2点を返して2点差とし、なお2死満塁の好機を作った。ただ、打席のピエールは2ストライクと追い込まれた。そして、相手クローザージエンバの変化球にバットが空を切る。捕手が捕球できずに後逸。ピエールは一塁へ走った。ただ、ボールは大きく逸れてはいない。試合終了か――。そう思った次の瞬間だった。
捕手の一塁送球が悪送球となってしまったのだ。まさかの事態に騒然となるスタジアム。ボールは右翼ファウルゾーンを転々とする。慌てて右翼手がカバーに走るが、1人目が生還、2人目が生還。この時点で同点だ。そして、一塁走者が三塁も蹴って本塁へ突っ込んでくる。まさか――。右翼手からの返球が捕手へ届く。しかし、わずかに生還が早かった。
7-6の逆転サヨナラ勝ち。信じられないような事態に狂喜乱舞の選手たち。相手投手は呆然と抱えていた。実況は絶叫し、観客も騒然。試合終了が一変して勝敗まで入れ替わった珍事となってしまった。