ガルシア、「最強の敗者」と決別できた理由「うまくいかなくても前向きで」
米男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは9日(日本時間10日)、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドが行われ、首位タイでスタートしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)が「68」でスコアを4つ伸ばし、通算10アンダーで並んだジャスティン・ローズ(イギリス)とのプレーオフを制し、初優勝。通算74度目のメジャー挑戦で悲願を成就した要因について「うまくいかないことがあっても、ポジティブでいられた」と明かした。米全国紙「USAトゥデー」が伝えた。
74度目でメジャー初Vの裏に“心の充実”「どんなメジャーよりも落ち着いていた」
米男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズは9日(日本時間10日)、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGCで最終ラウンドが行われ、首位タイでスタートしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)が「68」でスコアを4つ伸ばし、通算10アンダーで並んだジャスティン・ローズ(イギリス)とのプレーオフを制し、初優勝。通算74度目のメジャー挑戦で悲願を成就した要因について「うまくいかないことがあっても、ポジティブでいられた」と明かした。米全国紙「USAトゥデー」が伝えた。
「神の子」と呼ばれたガルシアが、ついにメジャータイトルを手にした。プレーオフも含め、通算73ホールにわたる死闘を制して優勝。過去73度、メジャーの舞台で善戦しながらも敗れ続けた男が「最強の敗者」の称号と決別した。
記事によると、ガルシアは「上手くプレーできていたし、非常に落ち着いていた。恐らく、今まで経験した日曜日のどんなメジャーよりも、落ち着いていたと思う」と話したという。
後半の10、11番で連続ボギーを喫し、ローズに一時は2打差をつけられながら崩れることなく、14番パー4でバーディ、15番パー5でイーグルと巻き返し、プレーオフに持ち込んだ。驚異の粘りの裏には、精神面の充実があったようだ。