レンジャーズに敗戦目前で放った衝撃21号に反応

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、敵地レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、9回の第5打席に左中間スタンドに21号2ランを放った。試合は3-6で敗れたが、左打者の逆方向弾としては計測史上最速となる116.1マイル（約186.8キロ）、飛距離453フィート（約138.1メートル）という豪快弾にMLB公式サイトも注目。「ショウヘイ・オオタニはどれほどの方法で我々を驚かせられるんだ？」と衝撃の大きさを伝えている。

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　豪快弾の波紋はとどまるところを知らない。5点を追う9回1死一塁の場面で飛び出した大谷の一発。左腕ウィル・スミスの2球目ストレートを完璧に捉えると、打球はあっという間に左翼2階席席に着弾。勝利ムードの敵地をどよめかせた。

　スタットキャストが導入された2015年以降、左打者の逆方向弾としては計測史上最速となった一撃にはMLB公式サイトも注目。「オオタニが左打者として最速の逆方向への本塁打を放つ」との見出しで記事を掲載した。

　本文では「二刀流のスーパースターが21号でア・リーグでのリードを広げる」「ショウヘイ・オオタニはどれほどの方法で我々を驚かせられるんだ？　我々は数えようと試みることもできるが、きっと無駄な作業に終わるだろう」と記した上で「エンゼルスがレンジャーズに3-6で敗れた9回に、左中間席への453フィートの本塁打をかっ飛ばし、アーリントンでの水曜日の夜に、またもやその例を作った」「マンモス級2ランの打球速度は116.1マイルで2015年からスタットキャストが記録し始めてから左打者の逆方向への最速本塁打となった」と記録の詳細な数字を示した。

　さらに、記事内ではエンゼルスのフィル・ネビン監督が「彼は本当に、本当に良い選手だ。彼がこんな風にリズムに乗っているとき、見ていて楽しいよね」と笑顔で語ったコメントも紹介。絶好調の大谷に最大級の信頼を寄せていることにも触れている。