加藤未唯と「生涯のレガシー作った」 共に失格のパートナーが感謝「素晴らしい道のり歩んだ」
テニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルスで優勝した加藤未唯(ザイマックス)。女子ダブルス3回戦での失格劇を乗り越え、ティム・プッツ(ドイツ)とのペアで自身初の4大大会制覇を成し遂げた。失格の波紋はいまだに広がっているが、ともに失意したパートナーのアーディラ・スーチャディ(インドネシア)は自身のインスタグラムを更新し、大会を回顧するとともに加藤に感謝。海外ファンからは「あなたを誇りに思う」「さらに良いことがこれからあるよ」といった反響が寄せられている。
全仏女子ダブルスでともに失格になった加藤のパートナー、スーチャディ
テニスの4大大会・全仏オープンの混合ダブルスで優勝した加藤未唯(ザイマックス)。女子ダブルス3回戦での失格劇を乗り越え、ティム・プッツ(ドイツ)とのペアで自身初の4大大会制覇を成し遂げた。失格の波紋はいまだに広がっているが、ともに失意したパートナーのアーディラ・スーチャディ(インドネシア)は自身のインスタグラムを更新し、大会を回顧するとともに加藤に感謝。海外ファンからは「あなたを誇りに思う」「さらに良いことがこれからあるよ」といった反響が寄せられている。
加藤はスーチャディとのペアで出場した4日の女子ダブルス3回戦、第2セット途中のプレーが途切れたタイミングで相手コートに返球。これがボールガールに直撃し、ボールガールは泣き出した。加藤は歩み寄って謝罪し、一度は警告と判断されたが、対戦相手が執拗に抗議。最終的に裁定が変わり、失格となった。その後、加藤は混合ダブルスで優勝。ボールガールとの和解の2ショット写真を公開し、世界のファンからは激励や称賛の声が上がった。
スーチャディは混合ダブルス準決勝で加藤組に敗れた後も、決勝戦のスタンドから声援を送る姿が見られた。その後自身のインスタグラムを更新し、こうつづった。
「私の素晴らしい家族の確固たるサポート、アメージングなチームの献身、大切なインドネシアのテニスファンの測り知れない愛に感謝します。私のダブルスのパートナーであるミユ・カトウとマトウィ・ミドルクープに大きな感謝を。今年、私たちはなんて素晴らしい道のりを歩んできたでしょう。私たちは生涯に渡って共鳴するレガシーを作りました。メルシー。来年戻ってきます」
この投稿に海外ファンからは「あなたのこと誇りに思う」「これを見られてとっても嬉しい」「信じられないトーナメント、さらに良いことがこれからあるよ」「幸運を祈ってるよ!」「この調子!」といった声が寄せられている。
(THE ANSWER編集部)