大谷翔平に敵地記者が衝撃の理由 「出し抜いた」直後に18号2ラン被弾「ほとんど同じコースを」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3点を追う3回に2戦連発となる18号2ランを放った。チームは2-6で敗れたが、本塁打数ではリーグ1位のヤンキース、アーロン・ジャッジ外野手(19本)に1本差と迫った。米記者は「ほとんど同じコースを…」と直前に空振りした投球を打った“修正力”に驚いていた。
マリナーズ戦「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。3点を追う3回に2戦連発となる18号2ランを放った。チームは2-6で敗れたが、本塁打数ではリーグ1位のヤンキース、アーロン・ジャッジ外野手(19本)に1本差と迫った。米記者は「ほとんど同じコースを…」と直前に空振りした投球を打った“修正力”に驚いていた。
大谷の一撃が飛び出したのは3点を追う3回だ。相手先発の新人ブライアン・ウーが内角に投じたスライダーを強振した。低めのボールゾーン付近だったが、完璧に捉えた打球は右翼席へ一直線。18号2ランで悠々とダイヤモンドを一周した。
この一発に注目したのはMLB公式のマリナーズ番ダニエル・クレイマー記者。自身のツイッターに、大谷が空振りした1球前の投球と合わせて動画を公開した。
空振りしたのはHRにした投球とほとんど同じ軌道で、同じコースに曲がってくるスライダー。しかも球速も同じ84マイルだった。「ブライアン・ウーは初球のスライダーでショウヘイ・オオタニを出し抜くことができたが、2球目はできなかった…… ほとんど同じコースを、オオタニは引っ張り方向に400フィート打ち砕いた」とクレイマー記者は2度同じ手を食わなかった大谷に注目していた。
大谷は直近11試合で6本塁打、年間44本ペースと調子が上がってきた。HR王を争うジャッジは3日(同4日)の敵地ドジャース戦、守備で右足の親指を負傷。負傷者リスト(IL)入りしている。
(THE ANSWER編集部)